写真=Finger

Fingerは8月7日、産業用ロボットの知能化技術を手掛けるMichelo Roboticsを買収し、フィジカルAI事業に参入すると発表した。

買収額は160億ウォン。Michelo Roboticsのパク・ジャンジュン代表ら既存株主が保有する50万株を取得する。

Michelo Roboticsは2022年設立。フィジカルAI分野で、塗装、サンディング、ポリッシング、デバリングといった表面処理工程の自動化技術を開発してきた。

主力技術の「Michelo-Motion」と「Michelo-Vision」は、熟練工の作業データを学習し、精緻なロボット動作として再現できるのが特徴だ。Universal Robots、Yaskawa、Kawasakiなど複数メーカーのロボットを単一プラットフォームで統合制御できるノーコード環境も提供している。

Fingerは今後、製造現場のデータ、Michelo RoboticsのフィジカルAI、自社の金融AIとオントロジー基盤の知能化プラットフォームを一つのバリューチェーンとして結び、垂直的なAI統合を進める方針だ。

Finger関係者は「実際の工程データがロボット知能の学習性能を高め、その成果が製造現場の生産性向上につながる構造を構築する」と説明した。そのうえで、「熟練人材の高齢化や人手不足など、製造業が直面する構造的課題をHuman in the Loop方式で解決できる点で、市場ニーズは明確だ」と述べた。

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