Bitcoin現物上場投資信託(ETF)への資金流入が続いている。3営業日連続で純流入となり、8月の累計純流入額は6億2600万ドルを超えた。資金流入の中心はBlackRockのiShares Bitcoin Trust ETF「IBIT」だった。
Cointelegraphが6日(現地時間)に伝えたところによると、この日のBitcoin現物ETFの純流入額は2億4440万ドルだった。
Sosovalueの集計では、Bitcoin現物ETFは8月に入って3営業日連続の純流入を記録し、累計は6億2600万ドルに達した。月初から資金流入基調が続いている格好だ。
個別銘柄では、IBITへの資金集中が目立った。Farside Investorsによると、IBITは直近3営業日で4億7900万ドルの資金を集め、累計純流入額は610億ドルに迫った。Bitcoin現物ETF市場では、引き続きIBITの存在感が大きい。
資金流入はBitcoin価格の上昇局面と歩調を合わせた。Bitcoinは一時6万4920ドルを上回り、その後は6万4300ドル台で推移。24時間ベースでは0.43%下落した。
もっとも、市場心理の改善はなお鈍い。主要暗号資産の投資家心理を示す「Crypto Fear & Greed Index」は前日の27から25に低下し、「極端な恐怖」の水準にとどまった。
一方、Ethereum現物ETFには6090万ドルの純流入があり、2営業日連続の流入となった。直近2営業日の累計純流入額は1億1460万ドルに拡大した。
これに対し、XRP現物ETFは358万ドルの純流出となり、総純資産は9億9340万ドルに減少した。
今回の資金フローからは、暗号資産ETF市場で銘柄ごとの選好が分かれていることがうかがえる。Bitcoin現物ETFは価格反発局面で資金を集め、Ethereum現物ETFも流入基調を維持した半面、XRP現物ETFは流出に転じた。
今後の焦点は、Bitcoin現物ETFへの資金流入が続くかどうかだ。Bitcoin価格は6万4000ドル近辺を維持しているものの、投資家心理はなお「極端な恐怖」圏にあり、資金フローとセンチメントの乖離が続いている。