画像=Cloudflare

Cloudflareは8月5日、企業向けのオープンソースAIワークスペース「Cloudflare OS」を発表した。ブラウザ上で利用でき、社内知識や社内システムとの連携を基に、従業員がマイクロアプリを作成し、組織内で共有できるようにする。SiliconANGLEが報じた。

同社によると、Cloudflare OSは、既存の企業向けAIツールが企業の組織構造や業務フローを十分に理解しにくいという課題に対応するために投入された。

従業員は導入直後から、社内知識やシステム連携を活用して、自分の業務に合ったワークフローを構築し、それに必要なマイクロアプリを作成できる。作成したアプリは組織内で共有可能だ。

情報システム部門や開発チームの手を借りずに、調査業務やリアルタイムデータに接続した文書作成、ワークフローの自動化を進められるとしている。各アプリには、個別のデータベース、リアルタイム機能、アクセス制御を持たせることができる。

Cloudflare OSは、Cloudflare Accessを基盤としており、アクセス権を付与する前に、すべてのユーザーとリクエストを検証する仕組みを採る。

企業はCloudflare AI Gatewayを通じて、任意のAIモデルプロバイダーを利用できる。管理者は、ユーザー、チーム、アプリごとのトークン使用量とコストを把握し、利用上限やレート制限を設定できる。業務の複雑さに応じて、単純な作業は小型モデルに、高度な推論が必要な作業は高性能モデルに振り分けられるという。

共同創業者兼最高経営責任者(CEO)のマシュー・プリンス氏は「Cloudflare OSは、私たち自身がCloudflareを運営する中で培ってきたやり方を形にしたものだ。AIが企業を変革するには、サイロに閉じ込められたり、開発者のボトルネックの先で止まったりしていてはならない。すべての従業員が安全に作成し、改善し、自動化できる必要がある」と述べた。

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