CoinoneとBithumbが、それぞれ提携銀行との実名確認入出金口座提携契約の更新手続きに入った。CoinoneはKakaoBankと、BithumbはKB国民銀行と、いずれも提携を延長する方向で調整が進んでいる。
6日の業界関係者によると、CoinoneとKakaoBankは今月中旬に満了するウォン入出金口座提携契約について、1年間延長する案を協議している。両社の間に大きな隔たりはないという。
KakaoBankは契約更新に先立ち、5月にCoinoneのマネーロンダリング防止(AML)体制などを対象とする実地調査を終えたとされる。
ウォン建て市場を運営する暗号資産交換所は、ウォンの入出金に対応するため、銀行と実名確認入出金口座提携契約を結ぶ必要がある。
Coinoneは2022年11月に提携銀行をNH農協銀行からKakaoBankに変更して以降、同契約の更新を重ねてきた。
BithumbとKB国民銀行の提携も延長される公算が大きい。KB国民銀行は、来月下旬に満了するBithumbとの契約について、1年間の延長を軸に検討しているもようだ。
KB国民銀行は2025年3月、Bithumbと1年間のウォン入出金口座提携契約を締結した。その後、Bithumbでビットコインの誤付与事故が発生し、2026年3月の更新時には契約期間が6カ月に短縮された。
今回の更新がまとまれば、Coinone、Bithumbともに既存の提携銀行との関係を維持することになる。足元では証券会社と暗号資産交換所の出資やプラットフォーム面での協業が広がっている一方、ウォン建て市場の中核インフラである銀行提携については、現行体制を維持する流れが続いている。