Appleの2026年のiPhone発表イベントは、9月9日に開催される可能性が高まっている。招待状の公表日は8月26日が有力だ。米ITメディアの9to5Macが、過去の開催実績や社内向け案内を基に報じた。
Appleは直近4年間、iPhone発表イベントの開催14日前に日程を案内してきた。今年も同じパターンを踏襲する公算が大きいという。
現時点でAppleは次回イベントの日程を正式発表していない。ただ、9to5Macは9月9日を最有力候補とみている。Appleは今週、米国の小売店スタッフ向けに、カリフォルニアで実施する「イベント支援経験プログラム」の参加申請を受け付け、イベントが9月上旬に開かれると案内した。
開催日は水曜日(9月10日)が有力視されている。9to5MacはBloombergの見方を引用し、9月7日がレイバーデーに当たることを踏まえると、水曜日開催の可能性がやや高いと伝えた。Appleがこれまで、参加者の平日の移動日程を確保できる日取りを選ぶ傾向にあることも理由として挙げている。
招待状の公表時期も、近年のパターンと整合する。Appleは2022年から2025年まで、いずれもイベント開催の14日前に日程を発表してきた。2025年のiPhone 17イベントは8月26日に案内し、9月9日に開催。2024年のiPhone 16イベントも8月26日に告知し、9月9日に実施した。2023年のiPhone 15は8月29日発表で9月12日開催、2022年のiPhone 14は8月24日発表で9月7日開催だった。
一方、2020年と2021年は新型コロナウイルス禍の影響で例外的な日程となった。iPhone 12のイベントは10月にずれ込み、iPhone 12とiPhone 13のイベントはいずれも開催1週間前の告知だった。9to5Macは、2022年以降のAppleの運営パターンは極めて一貫しており、直近4年はすべて「発表から14日後にイベント開催」という形だったと指摘している。
このパターンに沿えば、Appleが9月9日開催を選んだ場合、招待状の公表日は8月26日となる。8月25日も候補にはなるが、その場合は14日ではなく15日間隔になる。このため9to5Macは、iPhone 18イベントの招待状公表日は8月26日が最有力だとみている。
今年9月のイベントは、発表製品の顔ぶれでも注目されている。AppleはiPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Maxに加え、初の折りたたみiPhoneを発表する可能性がある。折りたたみモデルの名称は「iPhone Ultra」になるとの見方も出ている。
一方、標準モデルのiPhone 18は9月イベントでは投入されない見通しだ。Appleはこのサイクルから発売時期を分け、iPhone 18、iPhone 18e、iPhone Air 2を2027年春に先送りする可能性がある。9月イベントは上位モデル中心の構成に再編される可能性がある。
このほか、Apple Watchの新モデルも同時発表が取り沙汰されている。Appleは例年9月のイベントで新しいApple Watchを発表しており、AirPodsがラインアップに加わる可能性もある。ただし、AirPodsは毎年更新される製品ではないと9to5Macは伝えている。
経営体制の変更も今回のイベントの注目材料だ。ジョン・ターナスは9月1日に最高経営責任者(CEO)に就任し、ティム・クックは取締役会の執行会長に移る予定。9to5Macは、今回のイベントが「ターナス体制で初のiPhoneイベント」になると報じている。製品発表に加え、新体制下での初の大型イベントとなるだけに、日程公表のタイミングにも市場の関心が集まりそうだ。