ビットコイン 写真=Shutterstock

CryptoQuantは、ビットコイン、イーサリアム、XRPで大口保有者の積み増しが進んでいるとの分析を示した。相場が軟調な局面でクジラの保有残高が増える動きは、弱気相場の終盤に見られやすい買い集めの兆候となり得る。一方で、過去に底打ち前後で類似のパターンが確認されていたとしても、追加下落の可能性はなお残るとしている。

Cointelegraphが5日(現地時間)に伝えた。オンチェーン分析企業のCryptoQuantは、大口投資家の保有拡大が市場で流通する供給の減少を招き、保有が一部の大口投資家に集中しやすくなる可能性があるとみている。

ビットコインでは、取引所とマイニングプールを除くクジラの保有量が、2025年12月の287万BTCから約306万BTCへ増加した。CryptoQuantによると、ビットコインが6月に6万ドルを下回って以降、買い集めのペースも加速したという。

イーサリアムでも同様の傾向がみられた。1万ETH〜10万ETHを保有するウォレットの保有量は合計1960万ETHに達し、過去最高を更新した。10万ETH超を保有するウォレットも、2025年半ば以降に約180万ETHを積み増した。

XRP市場でもクジラの動きが確認された。XRPが1ドル〜1.20ドルで推移する局面では、現物市場の平均注文規模が、CryptoQuantの分類で「大口クジラ」に相当する水準を維持した。ただ、90日テイカー累積取引量デルタは中立圏にとどまり、Cointelegraphは、積極的な買い上がりというより売りを受け止める形の供給吸収に近いと報じた。

底打ちシグナルを巡っては、他の分析機関も見解を示している。10x Researchは4日、ビットコインが月間終値ベースで6万3000ドルを上回れば、弱気相場の底入れ確認につながるとの見方を示した。K33は7月7日付のレポートで、流通量の半分超が含み損の状態に入った後、数週間以内にビットコインがサイクル安値を付けるケースが多いと分析している。

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