XRP(写真=Shutterstock)

XRPは1.07ドル近辺で上値の重い展開が続いており、市場では節目の1ドルを再び試す可能性に関心が集まっている。向こう1週間、主要支持帯である1.00~1.03ドルを維持できるかが、短期トレンドの分岐点となりそうだ。

8月4日(現地時間)、ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、XRPは足元で戻りの鈍い値動きが続き、1.07ドル前後で取引されている。市場では、主要な支持線である1ドルの再テストを意識する見方が出ている。

注目される価格帯は1.00~1.03ドルだ。この水準は、6月の急落後に複数回にわたって買いが入り、短期的な下値を支えてきた主要支持帯とされる。今後7日間にこのレンジを維持できるかが、短期的な方向性を見極めるうえで重要になる。

テクニカル面では弱気の地合いが優勢だ。XRPは26日、50日、100日の指数移動平均線を下回って推移している。200日指数移動平均線は1.39ドルに位置しており、長期トレンドの回復にはなお距離がある。

6月初旬以降の戻り局面でも、価格は下向きの移動平均線に上値を抑えられてきた。戻り高値も切り下がっており、地合いの弱さを示している。

直近2週間は出来高の減少傾向が続き、価格も支持線直上の狭いレンジで膠着している。買い手、売り手ともに決定打を欠き、明確な材料待ちの様相だ。

モメンタム指標も中立圏にある。相対力指数(RSI)はおよそ45で、買われ過ぎでも売られ過ぎでもない水準だ。一定の反発余地を残す一方、テクニカル面で明確な売られ過ぎ感が出るまで、売り圧力が続く可能性もある。

もっとも、短期的な反発シナリオが消えたわけではない。XRPが1.00~1.03ドルのレンジを再び維持できれば、1.10~1.12ドル近辺にある50日指数移動平均線まで戻りを試す可能性がある。

一方で、同じ支持線を繰り返し試す動きは相場の重荷にもなり得る。一般に支持線は試される回数が増えるほど下支えの力が弱まりやすく、同水準を守る過程で押し目買い需要が細る可能性があるためだ。出来高を伴って1ドルを明確に割り込み、終値でも下回れば、ストップロスを巻き込みながら下落が加速する恐れもある。

こうしたなか、XRPは再び重要な分岐点に差しかかっている。買いが売り圧力を吸収して1ドルを守るのか、それとも今年注目されてきた支持線の一つが崩れ、弱気局面が一段と強まるのか。向こう1週間の値動きが、短期トレンドの方向性を左右する公算が大きい。

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