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資産運用会社Hashdexは、ビットコイン現物ETF「DEFI」の運用を終了し、清算手続きに入る。8月17日の取引終了後に売買を停止し、上場廃止を経て、8月28日前後に投資家へ現金を分配する予定だ。

Decryptが8月4日(現地時間)に報じたところによると、DEFIの運用資産残高(AUM)は約1470万ドル。Hashdexは保有するビットコインを売却したうえで、残余資産を分配する。

同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した書類では、最終取引日後に残るビットコインを清算し、その後は資産価値の保全、債務の返済、残余資産の分配に必要な業務を除き、事業活動を行わない方針を示した。

今回の清算は、Hashdexが米国のビットコイン現物ETF市場に参入してから約2年で決めた措置となる。同社は判断理由として、運用資産の規模、売買の流動性、運営コスト、投資家の関心、自社の商品ラインアップにおける位置付けなどを挙げた。一方、米国投資家向けの商品全体では、引き続き2億ドル超を運用しているとしている。

DEFIはビットコイン価格に連動する商品であるため、最終的な現金分配額は足元のファンド価値と一致しない可能性がある。Hashdexが資産を売却するまでの間に、ビットコイン価格が変動し得るためだ。

HashdexはSECが2024年1月に初のビットコイン現物ETFを承認した後、同市場への展開を本格化させた。2024年3月には、既存のビットコイン先物ETFを現物ETFへ転換している。

この先物ETFは2022年9月からティッカーシンボル「DEFI」で取引され、2023年8月時点では約5500BTCを保有していた。その後、ビットコインとイーサリアムを組み合わせたETFで米国での商品拡大を進めたが、SECは2024年8月に当該案件の判断を先送りしていた。

今回の清算は、競争が激化するビットコイン現物ETF市場で、十分な資金流入と流動性を確保できなかったことを映す動きといえそうだ。Hashdexはファンド運用を終え、保有するビットコインの売却と投資家への現金分配を進める。

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