LG CNSは8月5日、韓国空港公社のAIマスタープラン(ISMP)策定事業を受注したと発表した。金浦、金海、済州など全国14空港を対象に、中長期のAI戦略と段階的な実行計画をまとめる。
韓国空港公社は2025年から、「AI革新による未来空港の実現」を掲げ、50件のAI革新課題を推進している。今回の事業は、これらの空港にAIを適用するための全体方針を定めるプロジェクトとなる。
LG CNSは、空港運営の最適化、利用者サービスの改善、安全管理体制の強化に向け、導入可能なAIサービスを洗い出す。あわせて、AI戦略コンサルティング、AI・データアーキテクチャの設計、AIガバナンスの構築、重点課題の技術検証、後続事業の実行計画策定も担う。
安全管理分野では、AIエージェントの活用も検討する。空港内で異常が発生した際、現場スタッフが音声で状況を記録すると、AIエージェントが内容を整理して報告書のたたき台を作成する。さらに、状況に応じた対応手順を案内する仕組みも想定している。
LG CNSは、こうしたAI課題の技術検証を通じて、実際の空港業務に適用可能なサービスモデルを具体化する方針だ。
LG CNSのペ・ミン金融・公共事業部長は「今回の事業は、単なる情報化戦略の策定にとどまらず、空港産業におけるAXの方向性を設計するプロジェクトだ」とコメント。「韓国空港公社のAI基盤による未来空港モデルの実現に貢献したい」と述べた。
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