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Amazon Web Services(AWS)は、開発者が離席している間もAIコーディングエージェントが作業を続ける自律型ワークスペース「Kiro Crew」の提供を開始した。

米SiliconANGLEが4日(現地時間)に報じた。Kiro Crewは、複数のエージェントやサブエージェントに複数段階のタスクを割り当て、レビューが必要になるまで開発者の関与を最小限に抑える設計だという。

事前に設定したスケジュールに沿った定型作業にも対応する。「ハートビート」監視によって状態を継続的に把握し、レビューが必要な場合にのみ開発者へ確認を求める仕組みを備える。

Kiro Crewは、AWSの開発環境「Kiro」を基盤とする。Kiroは、ソフトウェアエンジニアのアイデアを実行可能なコードへ迅速に変換するエージェンティックAI開発ツール。従来の「自律モード」が単一セッション内で個別タスクを処理していたのに対し、Kiro Crewは開発者の接続状況にかかわらず動作を継続し、セッションをまたいでメモリを保持できる。スケジュールベースの作業や、複数の専門エージェントのオーケストレーションにも対応する。

既存のKiro設定をそのまま読み込める点も特徴だ。設定ファイルやスキル、カスタムエージェントなど、これまでのコーディング環境で使っていた構成を引き続き活用できるとしている。

AWSは、ユーザーの好みや進行中プロジェクトの文脈、関連する履歴を新たなセッションにも引き継げるよう設計したと説明した。どの情報を引き継ぐかは、開発者が選択できる。

Kiro Crewはローカル環境とリモート環境の両方で動作する。開発者はアプリとWebダッシュボードから、会話、ファイル、承認、メモリ、スケジュールなどを一元管理できる。Slack、Telegram、Discordといったチャットインターフェースでも同じ作業フローを継続できるという。

拡張機能として「Apps」インターフェースも用意した。開発者は独自ツールを接続し、各プロセスに合わせたユーザーインターフェースや構造を組み込めるとしている。

外部拡張にも対応する。OpenKloやHermesなど、オープン標準ベースのプラットフォームを使う開発者は、既存のスキルや設定をKiro Crewに取り込んで併用できる。macOS向けアプリは直接ダウンロードするか、GitHubリポジトリからインストール可能だ。同リポジトリには、LinuxとWindows 11の設定案内に加え、Slack、Telegram、WeComとの連携ガイドも含まれる。

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