Wiseiitechは8月4日、Kwan Entertainmentと戦略的業務提携に関するMOUを締結し、YouTube向けデータ分析基盤「Tumeet」の展開を強化すると発表した。市場トレンドと自社チャンネルのデータを統合して可視化し、チャンネル運用で次に取るべき施策の判断を支援するサービスとして展開する。
今回の提携は、データに基づいてYouTubeチャンネルを戦略的に運用したいという需要の高まりを背景に進めた。WiseiitechのAI・データ分析技術と、Kwan Entertainmentのコンテンツ業界における知見やネットワークを組み合わせ、Tumeetの競争力向上を図る。
両社は、実際のチャンネル運用の現場で使えるサービスとしてTumeetを磨き上げる方針だ。
Wiseiitechがリリース準備を進めているTumeetは、YouTube全体のトレンドと自社チャンネルのデータをあわせて確認できるプラットフォーム。運用状況を分析し、次に取るべき施策の把握と実行を後押しするという。
主な機能として、直近の主要トレンドや急上昇キーワードを提供するほか、チャンネルを連携すれば、カスタムダッシュボード上で主要指標、視聴者の反応、コメントなどを分析できるとしている。
両社は今後、Tumeetの市場投入と販路拡大に向け、共同マーケティングや対外連携を進める。あわせて、エンターテインメント業界の現場経験と実際のYouTubeチャンネル運用環境を踏まえたサービス検証や機能高度化にも取り組む。
このほか、Tumeetを活用した所属アーティストのデータに基づくチャンネル運用やコンテンツ戦略の策定、両社の技術・コンテンツ・チャンネル・ネットワークを連携した新サービスや共同事業モデルの創出も推進する。
Wiseiitechのキム・ダサン代表は「チャンネル運用者に必要なのは、より多くの数字ではなく、いまどのコンテンツが反応を得ていて、次に何を試すべきかを判断できるインサイトだ」とコメントした。その上で「今回のMOUを通じて、Kwan Entertainmentの現場経験と運用ノウハウをTumeetに反映し、アーティストや企業がコンテンツトレンドを把握し、企画や運用に実質的に活用できるサービスに仕上げていく」と述べた。