写真=Reve AI

Binance Researchは、上半期のオンチェーン市場を分析した報告書を公表し、暗号資産市場では資金が特定分野にシフトしたというより、オンチェーン全体が同時に縮小したとの見方を示した。

報告書によると、世界のDeFi(分散型金融)の総預かり資産(TVL)は434億ドルと、38%減少した。主要レイヤー1(L1)トークン6銘柄の合算時価総額も2465億ドルと、42%減った。

BNB Chainは、トークン化株式取引の中心的な基盤として存在感を高めた。年率換算のバーン率は5.05%で、主要L1の中では唯一、デフレ状態を維持した。

ETHを巡っては、保有主体の比重が現物ETFから企業へ移りつつある。現物ETFのETH保有量は520万ETHに減少した一方、デジタル資産トレジャリー企業(DAT)の保有量は770万ETHに増加した。

汎用レイヤー2(L2)の活動も急減した。1月から6月にかけてトランザクション件数は約77%減少したほか、Solanaのネットワーク収益も64.5%減となった。

一方、上半期の暗号資産市場ではセキュリティ事故が207件発生し、損失額は9億7200万ドルに達した。

予測市場は、ワールドカップやスポーツ以外のイベントを追い風に拡大した。月間の名目取引高は86%増の516億ドルを記録し、6月の総取引量の92%をKalshiとPolymarketが占めた。

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