Appleの次期上位機種「iPhone 18 Pro」の開始価格が1399ドル前後まで上昇する可能性があるとの見方が出ている。7月31日付の米ITメディア「9to5Mac」が、アナリストのジェフ・プー氏のリサーチノートをもとに報じた。1399ドルは約20万9850円。
報道によると、iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは、現行モデルよりそれぞれ250〜300ドル高くなる可能性がある。この場合、iPhone 18 Proの開始価格は1349〜1399ドル、iPhone 18 Pro Maxは1449〜1499ドルとなる。
値上げ要因として挙げられているのは、主要部品のコスト上昇だ。ジェフ・プー氏は、A20 Proチップ、LPDDR5Xメモリ、NANDストレージの価格上昇が収益性を圧迫すると分析した。
とりわけメモリとNANDストレージについては、Apple向けコストが前年の約3倍に達する可能性があると予測している。
市場ではこれまでも、iPhone 18 Proの開始価格が1399ドルに達する可能性が指摘されてきた。背景には、RAMやストレージ、新型カメラシステムにかかるコストの急上昇があるとみられていた。今回、ジェフ・プー氏が同水準の値上げ幅を示したことで、この見方が改めて強まった格好だ。
一方で、Appleが利益率を一部圧縮し、値上げ幅を抑える可能性も取り沙汰されている。ただ、部品価格の上昇が続く中で従来の採算構造を維持しようとすれば、製品価格への転嫁圧力は強まりやすい。
価格を据え置くには収益性の調整が必要になるが、足元では他製品でも価格引き上げの動きがみられる。このため、Appleがコスト増をどこまで吸収するかは不透明だ。
焦点は、Appleが最終的にどの水準で価格を決めるかに移っている。現時点では、1399ドル前後がiPhone 18 Proの有力な開始価格候補とみられており、iPhone 18 Pro Maxについても1500ドルに近い価格帯となる可能性が市場の関心を集めている。