XRP ETFへの資金流入が目立っている。直近1週間の純流入額は1500万ドル(約23億円)に達し、暗号資産投資商品の中で最大となった。Bitcoin ETFやSolana関連商品から資金が流出する中、XRPへの選好が鮮明になっている。
2日付のU.Todayによると、直近1週間のXRP ETFの純流入額は計1500万ドルだった。同じ期間にBitcoin ETFは60万ドル(約9000万円)の純流出、Solana投資商品は1700万ドル(約26億円)の流出となった。Ethereum ETFの純流入は40万ドル(約6000万円)にとどまった。
今回の資金フローは、暗号資産ETF市場が一律に動いているのではなく、銘柄ごとに投資需要が分かれていることを示している。市場アナリストのCarpe Noctomが共有した集計でも、相対的に強い流入基調を維持したのはXRP関連商品だった。
特に対照的だったのがSolanaだ。開発者活動やエコシステム拡大が続く一方で、主要な暗号資産投資商品の中では週間ベースで最大の純流出を記録した。これに対しXRPは、各国で規制対象の商品を通じて機関投資家の投資機会が広がっていることに加え、Rippleエコシステムの成長期待が資金流入を支えたとの見方がある。
週間の資金流入は後半にかけて一段と強まった。7月31日のXRP ETFには1日で711万ドル(約11億円)が純流入し、週内で最大を記録した。前日の7月30日にも557万ドル(約8億円)が流入しており、この2日間だけで約1270万ドル(約19億円)が集まった。週間純流入の大半がこの期間に集中したことで、機関投資家の買いが週後半に強まったとの見方が出ている。
大きな資金流出が見られなかった点も特徴だ。7月29日は54万7000ドル(約8200万円)、7月27日は53万3000ドル(約8000万円)の純流入だった。さらに7月21日には509万ドル(約7億円)、20日には227万ドル(約3億円)がそれぞれ流入した。短期的な利益確定売りよりも、継続的な資金積み上がりが続いたとの評価が出ている。
累計ベースでもXRP ETFの拡大基調は続いている。上場後の累計純流入額は約7億7550万ドル(約1186億円)に達した。XRP ETFは、暗号資産ETF市場の中でも堅調な資金流入が続く商品の一つとみられている。
市場では、こうした選別的な資金流入がXRP ETFの中長期的な優位性を占う材料になるとの見方が出ている。一方で、今週の純流入の相当部分が週後半の2日間に集中しているだけに、この流れが来週以降も続くかが焦点となりそうだ。