Hancomグループ傘下で国防・安全装備を手がけるHancom Lifecareは31日、2026年第2四半期の連結ベースの暫定業績を発表した。売上高は約551億ウォン、営業利益は約76億ウォン、当期純利益は約68億ウォンだった。前年同期比では売上高が103%増、営業利益が168%増となり、営業利益率は13.8%に改善した。
同社は、生産工程の効率化やコスト構造の最適化に加え、高付加価値の国防装備の納入が本格化したことが収益性の改善につながったと説明している。
業績を押し上げたのは、国防事業と消防・安全事業の双方の伸びだ。国防部門ではGLTDの1次、2次納入を6月に完了。消防・安全部門では、空気呼吸器など主力製品の安定した売上に加え、高付加価値の新製品が寄与したとしている。
Hancom Lifecareは5月、Shark Roboticsと国内供給に向けた業務提携を締結した。6月には地上防衛展示会「ユーロサトリ 2026」で、防衛産業向けロボットや爆発物処理(EOD)ロボットを軸に協力を拡大した。
同社は、消防分野で国内シェア90%超を持つ営業・アフターサービス網と、実績のあるロボット技術を組み合わせることで、立ち上がり期にある国内の無人消防ロボット市場を先行して開拓する方針だ。あわせて、防衛産業分野にも事業領域を広げる考えを示した。
キム・ソンヨン代表は「今年第2四半期は、国防事業の納入が本格的に業績へ反映され、消防向け新製品の効果も重なり、業績の回復が鮮明になった四半期だった」とコメントした。その上で「下期はK5防毒マスクの納入などで国防事業の売上拡大が続く見通しだ。新規事業として進める無人消防ロボットが定着すれば、成長の幅はさらに広がる」と述べた。