Cardano創業者のチャールズ・ホスキンソン氏は、量子コンピューティングの脅威がビットコインの改良を巡る合意形成を難しくし、最大の暗号資産としての地位を揺るがす可能性があるとの見方を示した。
米The Blockが24日(現地時間)に報じた。同氏は、このような根幹を揺るがしかねない技術リスクに対し、Cardanoは公式のオンチェーンガバナンスとアップグレード実行の仕組みによって対応しやすいと主張した。
ホスキンソン氏は24日、「The Starting Block」で「ビットコインの問題は、時間が止まっていることだ。何かを変えるのが非常に難しい」と述べた。ビットコインの硬直性に対する早い段階からの問題意識が、Ethereum誕生の動機の一つになったとも説明している。ホスキンソン氏はビタリック・ブテリン氏とともにEthereumを共同創業した人物だ。
さらに同氏は、Cardanoはビットコインの創設時の理念を守りながら、必要な柔軟性も備えていると主張した。「Cardanoは多くの面でビットコインの精神的な後継者だ」としたうえで、「サトシが時間や専門性の制約から手がけきれなかったが、進もうとしていた方向にあった要素を補った」と語った。
著者について