ビットコイン(写真=Shutterstock)

ビットコイン弱気派として知られるピーター・シフ氏が4日、ビットコインの底値は「0ドル」との見方を改めて示した。ビットコインは1日に5万7717ドルまで下落し、約21カ月ぶりの安値を付けた後、6万2463ドルまで持ち直している。

ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、シフ氏はXで「ビットコインはいつ底を打つのか」との問いに対し、「0」と答えた。

この発言は、ビットコインが直近で大きく下げた局面で出た。ビットコインは1日、5万7717ドルまで下落し、2024年9月17日以来の安値を記録した。その後は反発し、直近24時間では1.18%高の6万2463ドルで推移した。

足元の下落を巡っては、高金利が長期化するとの観測に加え、Strategyを巡る懸念が投資家心理を冷やしたとの見方が出ている。企業による買い需要を支えてきたStrategyへの不安も重なり、ビットコイン相場の下押し圧力が強まったとみられている。

こうした中、市場の関心は相場がどの水準で下げ止まるかに移っている。記事によると、ビットコインは昨年付けた過去最高値の12万6198ドルから約51%安い水準にある。一部の市場アナリストは、過去の下落局面で底値が形成された価格帯に近づきつつあるとみている。

シフ氏は最近、ビットコインが最終的に1000ドルまで下落する可能性にも言及していた。この発言は、Citiがビットコインの12カ月目標価格を11万2000ドルから8万2000ドルへ引き下げた後に出た。市場全体で慎重な見方が広がる中でも、シフ氏は特に強い弱気姿勢を崩していない格好だ。

もっとも、ビットコイン相場は引き続き値動きの荒い展開が続いている。急落後の反発が続く一方で、短期的な底打ちを確認できるかはなお不透明だ。U.Todayは、ビットコインが17年の歴史の中で幾度も悲観論を覆してきたとした上で、高金利懸念や企業需要の変動、追加的な下落圧力が残る中、実際に買いが入るかが今後の焦点になると伝えた。

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