Shiba Inu(写真=Shutterstock)

Shiba Inuで過去24時間に6650億SHIB超が移動し、オンチェーン活動が急拡大した。取引所への流入も増えたが、相場はなお軟調だと、ブロックチェーンメディアのu.todayが4日(現地時間)に報じた。

同期間の取引所流入量は約6288億SHIBに達した。大口保有者の動きが活発化していることがうかがえる。

注目点は、活動量の増加そのものではなく、資金の向き先だ。取引所流入は前日比2.47%増加し、大口取引に伴う流入量も2.38%増えた。平均流入規模も2.74%拡大しており、大口投資家の取引が同時に増えていることを示している。

もっとも、資金が一方的に取引所へ流れ込んだわけではない。取引所の純流入はマイナス25億6000万SHIBで、流出が流入をわずかに上回った。足元のデータだけで、相場が一方向に傾いたとみるのは難しい。

一方で、取引所の保有残高が減少を続けている点は見逃せない。取引所準備金は87兆SHIB近くまで低下した。取引所で売買可能な供給量の減少は、一般に価格の下支え要因とされる。ただ、足元では取引所への流入増も確認されており、短期的にはボラティリティの高まりが意識されやすい。投資家がトークンを取引所へ移す局面では、大幅な流入が相場変動の拡大に先行するケースも多い。

価格動向は依然として弱い。Shiba Inuはここ数カ月にわたって下落基調が続いており、足元では約0.0000043ドルで推移している。50日、100日、200日の各移動平均線をいずれも下回っており、中長期の弱気トレンドに変化はない。

テクニカル指標には一部で持ち直しの兆しも出ている。RSIは売られ過ぎの水準を脱し、短期的な底固めを試す動きとなっている。ただ、戻りは0.0000046ドル近辺で重く、上値では0.0000050〜0.0000055ドルが追加の抵抗帯として意識されている。これまでの支持線が抵抗線に転じた格好だ。

ネットワーク利用を示す指標は、価格とは異なる動きを見せた。アクティブアドレスと出金アドレスはいずれも増加しており、利用者がShiba Inuネットワークから完全に離脱したわけではないことを示している。市場参加者の関心がなお残っている点では意味のあるシグナルといえる。

今回のデータを前向きにみれば、6650億SHIB超の移動は、直ちに上放れを示すものというより、主要参加者によるポジション調整の可能性が高い。こうした動きが買い集めや反発につながるのか、それとも弱い地合いの中で追加の売り圧力となるのか。今後数日間の取引所フローと価格の反応が焦点になりそうだ。

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