Rippleが発行するステーブルコイン「Ripple USD(RLUSD)」で、XRP Ledger(XRPL)上の流通比率が約52%に達し、初めて過半を占めた。RLUSD/XRPの取引高も直近6カ月で約9億ドルに達しており、RLUSDの流通と取引の両面でXRPLの存在感が強まっている。
ブロックチェーンメディアU.Todayが2日(現地時間)に報じた。XRPエコシステム関連の財務企業Evernodesが公表したオンチェーンデータによると、RLUSDの総流通量に占めるXRPLの比率は2025年4月時点の17%から大きく上昇した。
ネットワーク別の構成比にも変化が出ている。Ethereum上のRLUSD残高は、2025年2月の約12億4000万ドルから足元では約7億ドルへ減少した。
一方で、EthereumはなおRLUSD全体の48%を占めている。ただ、発行と流動性の中心はXRPLへシフトしつつある。
Evernodesは、XRPL上でのRLUSD拡大は単なる残高の移動にとどまらず、取引活動の活発化にもつながっていると分析した。RLUSDの取引増加はXRPを代替するものではなく、XRPネットワーク全体の成長に寄与しているとみている。
背景には、XRPL上でRLUSDの取引が行われるたびに、ネットワーク手数料がXRPで支払われる仕組みがある。
この傾向は、RLUSD/XRPの取引ペアでより鮮明だ。直近6カ月の取引高は約9億ドルに達し、XRPLにおけるRLUSD取引の約9割を占めた。
RLUSDの取引拡大が、XRPL上でのXRP利用増につながる構図も強まっている。こうした動きを受け、RLUSDはXRPLで最も活発に取引される資産の一つに浮上した。
流通量の面でもXRPLが優位に立ったことで、RLUSDは取引面とあわせてXRPL内の中核資産の一つとして定着しつつあることが改めて示された。
足元ではEthereumも引き続き大きな比率を維持しているが、この数カ月の増加ペースはXRPLが上回る。今後の拡大ペースは、XRPL内での流動性と取引需要が維持されるかどうかに左右されそうだ。