Shiba Inuにテクニカル面で反発の兆しが出ている。0.0000040ドル近辺のサポートで下げ止まりを探る展開となっており、0.00000451ドルの下落トレンドラインを上抜けられるかが当面の焦点だ。
ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」によると、Shiba Inuは長期的な売り圧力が続くなかでも、主要サポートライン上で踏みとどまっている。暗号資産市場全体の弱い地合いからはなお抜け切れていないものの、日足チャートでは下落の勢いが鈍化しつつあり、買い支えの動きも意識され始めている。
テクニカル指標にも改善が見られる。相対力指数(RSI)は先月、2度にわたって30を下回り、売られ過ぎ圏に入った。6月5日には19.54、6月28日には21.44まで低下したが、足元では32.94まで戻している。こうした動きは、売り圧力の弱まりを示すシグナルとみられる。
出来高が比較的落ち着いている点も、市場心理の安定を示す材料とされる。急落局面を完全に脱したとは言い切れないが、極端な下落局面から徐々に落ち着きを取り戻しつつあるとの見方も出ている。
もっとも、トレンド転換を断定するにはなお早い。Shiba Inuは5月11日以降、反発を抑え込んできた下落抵抗線の下で推移している。なかでも重要なのが0.00000451ドル付近のトレンドラインで、ここを明確に上抜ければ、買い手が主導権を取り戻しつつあることを示す可能性がある。
上抜けに成功した場合の最初の主要レジスタンスは0.0000051ドルで、現在値の0.0000043ドルからは約18%上昇する計算になる。さらにこの水準を超えれば、次の利食い目標として0.0000055ドル、上昇基調が続けば0.0000066ドルも視野に入る。0.0000066ドルは現在値比で52%高い水準だ。
一方で、下値リスクはなお残る。市場全体の地合いの主導権は依然として売り手にあり、強気シナリオだけを織り込める状況ではない。0.0000040ドルのサポートを割り込めば、追加下落に向かう可能性が高まる。
下値メドとしては、フィボナッチ拡張1.272に当たる0.00000241ドルがまず意識される。さらに下げが進んだ場合は、フィボナッチ拡張1.414の0.00000155ドルが次の下値メドとなる。この場合、現在値からの下落率は64%に達する。
短期的な値動きは、0.0000040ドルのサポートを維持できるか、そして0.00000451ドルの抵抗線を上抜けられるかに左右されそうだ。サポート維持と抵抗線突破がそろえば反発シナリオに弾みがつく一方、サポート割れとなれば下値警戒が再び強まる可能性がある。