Apple Watch Ultra 3。写真=Apple

Appleが今秋投入するとみられる「Apple Watch Ultra 4」で、センサー強化や外観の全面刷新など大幅なアップデートを進めている可能性が浮上した。高血圧関連機能の追加や電力効率の改善も注目点になっている。

9to5Macは17日(現地時間)、台湾のサプライチェーンメディアDigiTimesの報道を引用し、Appleが今秋に15以上の新製品ラインアップを投入する見通しだと伝えた。その中核製品の1つとして注目されているのが、次世代スマートウォッチのApple Watch Ultra 4だ。

報道によると、Apple Watch Ultra 4ではハードウェアとソフトウェアの両面で大幅な改良が見込まれている。サプライチェーンでは、センサー構成から外観デザインまで、従来モデルから大きく変わるとの見方が出ている。

市場の関心が集まっているのは、センサー数の倍増、インダストリアルデザインの全面改定、高血圧関連機能の導入、電力効率の大幅改善の4点だ。

中でも最も分かりやすい変化として挙がっているのが、搭載センサー数の増加だ。報道では、内蔵センサーの構成が従来比で2倍に増える可能性があるという。センサーの強化により、アルゴリズムへの依存を抑えながら、より精緻な生体・健康データの取得につながる可能性がある。処理性能やバッテリー効率の向上にも寄与するとみられている。

一方、血糖測定機能については、今年のモデルへの搭載は不透明とされる。これに代わって、高血圧関連の新たな健康機能が加わる見通しで、9月のイベントでApple Watch Series 12とあわせて公開される可能性がある。

外観デザインも、ラインアップとして初の全面刷新になるとみられる。これまでのモデルでは色味の変更や仕上げの調整にとどまっていたが、Apple Watch Ultra 4ではより大きな変更が加えられる可能性がある。

サプライチェーンでは「フルリデザイン」との表現も出ており、大幅なデザイン変更が見込まれている。当初は2026年モデル向けに計画されていたマイクロLEDディスプレイが中止となったことで、画面大型化を前提とした初期設計には一部修正が入った可能性がある。ただし、それに代わる重要なデザイン変更は維持されているとみられている。

電力効率の改善も焦点の1つだ。次世代の中核となる新しいSクラスチップと改良型センサーユニットの採用により、本体の消費電力効率は前モデルから大きく改善する見通しという。

Appleは、この省電力化によってバッテリー駆動時間を延ばすこともできるほか、バッテリー自体の物理的なサイズを抑え、他の主要ヘルスケアセンサーを搭載するためのスペースを確保する設計も可能になるとみられている。

こうした点を踏まえると、新モデルは健康データの信頼性、デザインの独自性、バッテリー性能の改善という3つの面で、スマートウォッチユーザーの関心を集める可能性が高い。

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