LG Displayは7月30日、国民成長ファンドの「第2次メガプロジェクト」における「OLED超格差確保」分野の支援対象に選定され、1兆5000億ウォンの資金を長期・低金利で調達したと発表した。自己資金1兆5000億ウォンと合わせ、総額3兆ウォンを次世代OLED技術の開発と生産基盤の整備に投じる。
中国メーカーによる低価格・大量供給攻勢に対抗し、技術競争力の強化を急ぐ。政策金融を活用して資金調達コストを抑え、技術革新に経営資源を集中できる体制を整える狙いだ。
調達した資金は、低消費電力化や薄型化など、OLEDの競争力向上につながる技術に必要な設備投資へ重点的に配分する。生産量の単純な拡大ではなく、技術高度化を軸に据えた投資と位置付けている。
ディスプレイ市場ではLCDの売上構成比が低下する一方、OLEDは成長が続いている。LG Displayは、こうした市場構造の変化を踏まえ、次世代技術への先行投資を進める構えだ。
同社は2013年にOLEDテレビを初披露して以降、Tandem OLEDや低温多結晶酸化物(LTPO)技術を前面に打ち出し、市場をけん引してきた。足元では、テレビ、IT、車載など幅広い分野でOLED採用が広がっている。
LG Displayは「今回の3兆ウォン投資は、技術超格差を通じてKディスプレイの中核であるOLEDの技術主権を守るという強い意思の表れだ」とコメントした。そのうえで、「確保した財源を効率的に執行し、差別化された製品・技術競争力を備えるとともに、韓国の先端戦略産業の発展をけん引する役割を果たす」としている。
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