xAIはImagine APIでの正式提供開始とFastモデル追加を発表した(写真=xAI)

xAIは18日(現地時間)、画像から動画を生成するAIモデル「Grok Imagine Video 1.5」の正式提供をImagine APIで開始した。あわせて、WebとiOS、Android向けのGrokアプリには高速版の「Grok Imagine Video 1.5 Fast」を追加した。

今回の正式提供に伴い、従来のプレビュー版「Grok Imagine 1.5 Preview」は提供を終了する。xAIは6月に同モデルをプレビュー公開しており、API利用者は今後「Grok Imagine Video 1.5」を利用することになる。

新たに追加した「Grok Imagine Video 1.5 Fast」は、従来モデルに比べて動画生成速度がほぼ2倍になったという。xAIによると、6秒の720p動画を約25秒で生成でき、従来モデルでは同条件で40秒超を要していた。

モデル性能についてxAIは、「Grok Imagine Video 1.5」が複数のAIベンチマークで1位または2位を記録したとしている。今回の発表では、ベンチマーク性能よりも提供範囲の拡大に重点を置き、開発者やサービス事業者がAPI経由でモデルを組み込みやすい環境を整えた。

創作ツール分野での活用拡大にも取り組む。視覚効果アーティスト向けのクリエイティブ実験プラットフォーム「Heavy Pulp」はxAIと協業し、「Grok Imagine Video 1.5 Fast」で制作した動画を公開した。xAIはこれを高速モデルの活用事例として示している。

今後数日以内には、創作ワークフローの改善に向けた機能も段階的に追加する予定だ。対象は、左サイドバーに表示する「プロジェクト」、単一プロジェクト内で複数のエージェントを並列実行できる「マルチエージェント」、ライブラリ検索機能の「検索」だ。

xAIは今回の更新で、APIの正式提供による外部展開の拡大、Fastモデルによる待ち時間の短縮、さらにプロジェクト管理や検索機能の追加を進める方針を示した。今後は、これら機能の段階提供やFastモデルの対応範囲拡大が焦点となる。

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