KB Financial Groupは6月16日、終戦直後に起きた浮島丸事件を題材にしたドキュメンタリー動画「浮島丸、私たちが記憶すべき物語」を公開した。事故から約80年が経過した現在も残る真相究明と遺骨返還の課題を伝え、社会的関心の喚起につなげる狙いがある。
浮島丸事件は1945年8月、終戦直後に朝鮮人の強制徴用者を乗せた浮島丸が、京都府舞鶴沖で沈没した事故を指す。多くの犠牲者を出し、現在も事故の真相究明や遺骨返還が課題として残っている。
今回の動画は、聖信女子大学のソ・ギョンドク教授と共同で制作した。ナレーションは俳優のリュ・スンリョンが担当した。
KB Financial Groupは7月、ソ教授とともに京都府舞鶴地域を訪れ、事故海域や追悼施設、遺骨を安置している寺院などを取材する予定だ。あわせて、後続の動画コンテンツに加え、朝鮮語と日本語による案内書やデジタルガイドブックも制作・配布する計画としている。
KB Financial Groupの関係者は「終戦から約80年を経た今も解決されていない歴史を、多くの人に記憶してもらうため制作した」と説明した。そのうえで、「日本での現地ドキュメンタリーや各種オフラインキャンペーンにも関心を持ってほしい」とコメントした。
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