「2026年韓国食品栄養科学会国際学術大会」で、HectoHealthcareのキム・サンフン常務が「GLP-1時代の体脂肪管理―プロバイオティクスHH202-LBの開発事例と示唆」をテーマに発表した。写真=HectoHealthcare

HectoHealthcareは11月2日、プロバイオティクス原料「HH202-LB」の研究成果を、「2026年韓国食品栄養科学会国際学術大会」で発表したと明らかにした。会場は済州国際コンベンションセンター。

HH202-LBは今年、韓国食品医薬品安全処から体脂肪減少機能に関する個別認定を受けた原料だ。

同社マイクロバイオーム研究所のキム・サンフン常務は、「腸内微生物に基づく代謝調節」セッションで「GLP-1時代の体脂肪管理」をテーマに講演した。GLP-1系肥満症治療薬の普及によって、体重管理を巡る環境が変化していると指摘した。

あわせて、疾患に至る前段階での日常的な体脂肪管理の重要性と、それに対応する機能性原料研究の方向性も示した。HH202-LBは、健康な人の腸由来のLacticaseibacillus paracasei BEPC22とLactiplantibacillus plantarum BELP53を組み合わせた複合原料としている。

同社は、菌株探索から韓国食品医薬品安全処のガイドラインに基づく研究設計、非臨床試験、ヒト適用試験に至るまで、段階的に科学的根拠を積み上げた開発戦略についても紹介した。

過体重の成人を対象とした12週間のヒト適用試験では、参加者を無作為に割り付け、プラセボ対照の二重盲検試験を実施した。

その結果、試験群では体脂肪量が約1.92kg減少した。体脂肪率や内臓脂肪面積などの主要指標でも、プラセボ群との差が統計的に有意だったと説明している。

開発過程では、菌株、組成物、用途に関する国内特許2件を取得し、研究結果を国際学術誌に掲載した。これを踏まえ、同社はHH202-LBを活用した体脂肪管理向け乳酸菌製品を来年上半期に発売し、プロバイオティクスの研究開発領域を体脂肪管理分野へ広げる計画だ。

学術大会のブースでは、口腔乳酸菌「Dr.Breath」や膣由来乳酸菌「Innerviome」などの既存製品も展示した。

キム・ソクジン代表は、「HH202-LBは、菌株探索から非臨床研究、ヒト適用試験、機能性認定まで段階的に科学的根拠を積み上げてきた成果だ」とコメントした。その上で、「腸内微生物とプロバイオティクス研究の基盤を生かし、機能性原料の発掘から研究成果の製品化・事業化までつなぐR&D競争力を強化していく」と述べた。

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