Shiba Inu(SHIB)は、主要なテクニカル指標の悪化を背景に下落圧力を強めている。ブロックチェーンメディアのU.Todayが10月31日(現地時間)に伝えた。足元では反発を試したものの、主要な抵抗帯を回復できず、弱い値動きが続いている。
下落局面では売りが強まり、価格は現在、0.00000460〜0.00000480ドルの支持帯に接近している。下げ局面で出来高が増加する場合、一時的な調整ではなく、売り圧力が優勢な地合いと受け止められやすい。買いがこれを吸収できなければ、足元の水準維持は容易ではない。
市場では、0.00000460ドルが短期的な節目とみられている。この水準を明確に下抜けた場合、直近安値の0.00000420ドル近辺が次の支持線として意識される可能性がある。さらに下では、心理的な節目である0.00000400ドルも視野に入る。
相対力指数(RSI)も弱気地合いの継続を示唆している。日足チャートではRSIが中立圏の下限方向へ低下し、上昇モメンタムの鈍化がうかがえる。過売り圏に近づいてはいるものの、それだけで反発を見込むのは難しい。下落トレンドが長引く局面では、RSIが低水準にとどまったまま価格が下げ続けることがあるためだ。とりわけRSIが30を下回る状態が続けば、弱気モメンタムの強まりを確認するシグナルになり得る。
移動平均線の並びも改善していない。Shiba Inuは、長期トレンドを示す線を含む複数の主要移動平均線を下回って推移している。短期移動平均線にも下向きへの転換の兆しがあり、追加のデッドクロス発生が警戒されている。こうした形状は既存の下落トレンドを補強し、新規の買いを呼び込みにくくする可能性がある。
目先の抵抗帯として意識されているのは、0.00000520〜0.00000560ドルだ。Shiba Inuがこのゾーンを回復できれば、テクニカル面の見通し改善につながる可能性がある。ただ現時点では、出来高の増加、RSIの弱含み、移動平均線の弱気シグナルが重なっており、市場の関心は上値回復よりも下値の確認に向かっている。
短期的な焦点は、0.00000460ドルを維持できるかどうかにある。この水準を守れば下落加速をいったん抑える余地はあるが、支持線割れが確認されれば、0.00000420ドルや0.00000400ドルまで下値余地が広がる可能性がある。反転の兆しを示すには、上値側の移動平均線を回復するとともに、弱まった買いの出来高を立て直す必要がある。