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XRPの現物上場投資信託(ETF)は29日、843万ドル(約13億円)の純流入を記録した。10月としては単日で最大の流入額で、4営業日連続の純流出にも歯止めがかかった。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが30日に報じた。これにより、XRP現物ETFは23日以来、初めて単日で純流入に転じた。

足元では新規資金の流入が細っていたが、29日は資金フローが持ち直した。ただ、これだけで投資家心理の改善を判断するのは早い。XRP価格にはなお下押し圧力が残っており、ETFへの資金流入が続くかどうかは今後の動向を見極める必要がある。

銘柄別では、Franklin TempletonのXRPZが557万ドルの純流入となり、全体をけん引した。BitwiseのXRP ETFにも286万ドルが流入した。29日の純流入は実質的にこの2商品に集中し、Canary CapitalのXRPCを含むその他の商品は資金の出入りがなかった。

29日の843万ドルは、10月のこれまでの最大だった8日の817万ドルを上回った。一方、月間ベースでは回復感はなお乏しい。10月の累計純流入は1933万ドルで、9月の1億2140万ドルから84%減少した。8月の1億5818万ドルと比べると、減少率は87%に達する。

暗号資産ETF全体では、資金フローにばらつきがみられた。同日、イーサリアム、BNB、ソラナ、トロン(TRON)関連のETFには純流入がなかった。一方で、ビットコイン現物ETFには1707万ドルが流入した。

アルトコインETFでは、純流入を記録したのはXRP現物ETFとジーキャッシュ現物ETFに限られた。これに対し、イーサリアム現物ETFは1億548万ドルの純流出となり、ソラナ現物ETFからも2769万ドルが流出した。

今回の資金流入は、XRP価格の弱含みが続くなかでも、ETF資金が完全には離れていないことを示した。ただ、単日での反発にとどまるのか、資金流入の回復につながるのかはなお不透明だ。今後は継続的な資金フローの改善が焦点となる。

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