XRP 写真=Shutterstock

Binanceが保有するXRP準備金が、2022年12月以来の低水準に落ち込んだ。BybitやBithumbでも残高の減少が確認されており、主要取引所でXRPが取引所外へ流出する動きが広がっている。

10月31日付のU.Todayによると、ここ数週間は市場のボラティリティと売り圧力が続くなかでも、XRPは主要取引所で残高が急速に減少する傾向を示した。

CryptoQuantのオンチェーンデータでは、10月30日時点のBinanceのXRP準備金は24億7000万XRPだった。10月28日の26億9000万XRPから2日間で2億2000万XRP減少し、減少率は約8.18%だった。

取引所準備金の減少は、投資家による買い集めを示唆する可能性がある。残高の減少が直ちに価格上昇につながるわけではないが、需要が維持されれば短期的な売り圧力を和らげる要因となり、需給面では強材料と受け止められる余地がある。

こうした動きはBinanceに限らない。BybitのXRP準備金も同じ期間に3億600万XRPから2億8600万XRPへ減少した。Bithumbでも18億4700万XRPから18億3700万XRPへと1000万XRP減っている。減少幅はBinanceほど大きくないものの、複数の主要取引所で残高減が確認された点は共通している。

もっとも、取引所残高の減少をすべて買い集めと断定することはできない。XRPは供給縮小が進む一方で、依然として値動きの荒さが続いている。準備金の減少にもかかわらず価格がすぐに反応しなかった背景には、こうした市場環境があるとみられる。

市場全体の弱さも無視できない。暗号資産市場はここ数週間、ボラティリティの高まりを背景に強い売り圧力にさらされており、XRPも相場全体の下落影響を免れていない。それでも取引所外へ移動する数量が増えていることから、市場参加者が短期売買より保有を選好しているのかが今後の注目点となる。

XRP市場では今後、価格動向に先んじて需給の変化が表れるかどうかが焦点となる。とりわけBinanceを含む主要取引所の残高減少が一時的な動きにとどまるのか、それともより広範な供給縮小につながるのかが注目される。

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