Dogecoin(DOGE) 写真=Shutterstock

Dogecoinは10月に20.1%下落し、暗号資産市場で10月高への期待を指す「アップトーバー」は今年も追い風とならなかった。8〜9月に続いた上昇基調も崩れ、市場の関心は年末にかけてどこまで持ち直せるかに移っている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが10月31日(現地時間)に報じたところによると、CryptoRank集計でDogecoinの10月の月間騰落率はマイナス20.1%だった。前年同月も20%下落しており、10月の2割安は2年連続となる。

一般に10月は、主要な暗号資産が過去の傾向として上昇しやすい月とされ、「アップトーバー」と呼ばれる。だが、ミームコインで時価総額首位のDogecoinは、こうした季節要因の恩恵を今年も受けられなかった。

今回の下落で、8月と9月の2カ月連続上昇も途切れた。Dogecoinは7〜9月に31.2%上昇し、第3四半期末は0.09447ドル(約14円)で終えたが、10月には0.07197ドル(約11円)まで下落。上げ幅の大半を吐き出した格好だ。

もっとも、過去の月次成績が将来の値動きを保証するわけではない。10月の下落が2年続いたとしても、それだけで季節的な弱さが定着したと結論づけるのは難しい。

下落分を埋めるには、下落率を上回る上昇率が必要になる。月間で20.1%下げた場合、下落前の水準に戻すには約25.2%の上昇が要る。短期的な反発があっても、10月の下げを完全に取り戻すには一段の上昇が欠かせない。

今後の戻りを見極めるうえでは、暗号資産市場全体との連動性も重要になる。相場全体の持ち直しに伴う上昇なのか、それともDogecoin固有の買い需要が戻っているのかを切り分けてみる必要がある。価格上昇と取引量の増加が同時に続くかどうかも、回復の持続性を測る材料になりそうだ。

市場では、Dogecoinが11月から12月にかけて10月の下落分をどこまで取り戻せるかに注目が集まっている。季節要因への期待が後退するなか、年末に向けて買い需要が回復するかどうかが今後の焦点となる。

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