LG Uplusは11月2日、インターネットデータセンター(IDC)「平村第2センター」が、エネルギーマネジメントシステムの国際規格「ISO 50001」の認証を取得したと発表した。あわせて、AIサーバーの増加を見据えた次世代冷却技術の検証も進める。
ISO 50001は、エネルギーマネジメントの体制構築と運用に関する要件を定めた国際規格だ。2023年に竣工した平村第2センターは、地下3階・地上9階のIDCで、設計段階から外気を活用する高効率の空調システムを導入している。サーバーの発熱を抑えながら、空調にかかるエネルギー使用量の削減を図ってきた。
同社は同センターで、高性能AIサーバー向けの次世代冷却技術も検証している。サーバーのグラフィックス処理装置(GPU)を冷却水で直接冷やす「Direct-to-Chip冷却」などを実証し、AIデータセンターにおける冷却効率の向上を目指す。
このほか、データセンターを含む主要事業所では、高効率設備への更新や空調設備の運用最適化、再生可能エネルギーへの転換を進めている。外気冷房の適用拡大に加え、サーバーや電力設備のエネルギー効率も段階的に引き上げているという。
LG Uplusは今回の認証取得を機に、主要施設のエネルギー使用状況を継続的に点検し、高効率設備とAIを活用した運用技術を通じて省エネ施策を強化する方針だ。
LG UplusでAIDC運営を担当するイ・ウジョン氏は、「今回の認証は、データセンターを含む主要施設のエネルギー使用を体系的に管理し、効率改善を進めてきた取り組みの成果だ」とコメント。「今後もエネルギー使用の削減と再生可能エネルギーへの転換を拡大し、持続可能な経営基盤の強化につなげていく」と述べた。