「PUBG アジアスターズ 2026」のキービジュアル(画像提供:Krafton)

Kraftonは9月23日、「PUBG アジアスターズ 2026」で外部情報を不正に利用したとして、ヒマス(Himass)とタンブー(TanVuu)の2選手に永久処分を科すと発表した。両選手のゲームアカウントを永久停止し、公式eスポーツ大会の出場資格も永久停止とした。あわせて、今回の騒動で誹謗中傷などの被害を受けたスフィに謝罪し、削除要請や法的対応の支援に乗り出す方針も明らかにした。

同社は同日、公式コミュニティに「PUBG アジアスターズ」の調査結果と対応措置、参加者保護に関する謝罪文の計2件を掲載した。

Kraftonによると、ヒマスとタンブーについて、公式配信、参加者の映像、ゲーム内データ、リプレイなどを総合的に調査した結果、「PUBG: BATTLEGROUNDS」の運営ポリシーに反する行為を確認した。

調査では、両選手が試合中に他の参加者のライブ配信や外部情報を通じて、通常のプレイでは把握しにくい情報を取得し、判断や戦術に活用していたと認定した。Kraftonはこの行為を「ゲーム外の情報利用およびストリームスナイピング」と位置付け、運営ポリシーに加え、プロ選手に求められる品位と行動規範にも反すると判断した。

これに伴い、両選手のPUBGアカウントは永久利用停止となる。あわせて、PGC、PGS、PNCを含む全地域の公式リーグと、Kraftonが主催または公認するすべての公式eスポーツ大会について、出場資格を永久停止とした。処分は告知掲載時点で適用した。

一方で、両選手にはeスポーツの定める手続きに従って、今回の措置について説明する機会があるとしている。

ヒマスとタンブー以外の参加者に持ち上がっていた同様の疑惑についても、同一基準で調査を実施したが、調査範囲内では追加処分が必要な違反行為は確認されなかったという。

また、一部参加者側が主張していた「試合中の他参加者配信の視聴や外部情報の活用が認められていた」との見方も否定した。

Kraftonは、リーグやイベントの種類を問わず、試合中に他の参加者の配信を視聴したり、外部で得た情報をプレイに利用したりする行為を公式に認めた事実はないと説明した。賞金規模や大会の性格、参加者構成にかかわらず同じ基準を適用しており、地域ごとに異なる基準を設けたこともないとしている。

同社はあわせて、初動対応の不備についても改めて謝罪した。事案の初期段階で、関連する原則に基づく明確な案内と措置が行われず、規定や手続きを迅速かつ一貫して伝えられなかった結果、参加者とファンに混乱と対立を招いたと認めた。

現在、イベント運営、告知、調査、意思決定の全過程を内部点検しており、結果に応じて社内規定に基づく後続措置を進める方針だ。参加者個人への二次被害の防止と回復支援にも取り組むとしている。

同日公表した別の告知では、スフィに対しても公式に謝罪した。不十分な運営と対応により参加者保護が十分に機能せず、その後も非難や攻撃が続いたとしたうえで、「特にこの過程で最も大きな被害を受けたスフィに心よりお詫び申し上げる」と記した。

Kraftonは、スフィに対する虚偽事実の流布、嘲笑、違法な合成投稿について、削除や遮断を要請する方針だ。スフィの所属事務所と協議し、法的対応にも最大限協力するほか、被害回復と保護に必要な支援を継続するとしている。

追加で確認される被害についてもモニタリングを続け、責任を持って対応する考えを示した。

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