Naverは9月22日、日本で飲食店を検索してそのまま予約する利用が増えていることを受け、飲食店情報と予約機能を強化すると明らかにした。Naver Placeに続き、Naver MapでもTabelog連携の店舗情報表示や予約導線の拡充を進める。
同社は、2025年に提携した日本の飲食店情報プラットフォーム「Tabelog」とのデータ連携を通じ、日本の約75万店の飲食店情報を提供している。
一部店舗では、Naver Place上の「Tabelog予約」ボタンからTabelogの予約ページへ移動し、リアルタイムで予約できる。
2026年8月時点で、この予約ボタンの利用者数は機能公開直後の2025年8月比で482%増え、約5.8倍となった。
予約導線の流入元にも変化が出ている。連携当初は統合検索からの流入が大半を占めていたが、2026年8月はPlaceの詳細ページ経由が全体の76%を占めた。
旅行需要が高まる時期には、予約ボタンの利用も大きく伸びた。2025年12月は前月比111%増、2026年5月は同50%増だった。
Naverは、日本で現地周辺の飲食店を探してそのまま予約する利用が増えているとみて、関連情報の拡充を進めている。Tabelog経由で予約できる日本の飲食店は2026年9月時点で約7万5000店となり、2026年初めに比べて12.7%増加した。
追加提携にも乗り出す。Naverは、日本の飲食店プラットフォーム「Gurunavi」を含む現地事業者と、検索から予約までつなぐ追加連携について協議している。
対象サービスはNaver Mapにも広げる方針だ。年内にも、Naver Mapで日本エリアを検索した際にTabelog連携の飲食店情報を表示し、一部店舗では予約まで進められるβ版の提供を検討している。
これに先立ち、同社は地図アプリの「実験室」を通じて世界地図機能を提供し、海外スポット情報を確認できるようにしてきた。日本の飲食店連携が加われば、地図上で周辺店舗を探し、詳細を確認し、そのまま予約する導線まで対応することになる。
Naver Place検索を統括するチェ・ジフン氏は「日本旅行需要の拡大に伴い、Naverを通じて現地の旅行情報を探したいというニーズも高まっている」とコメントした。その上で「日本の現地情報の検索機能や予約機能を継続的に高度化していく」と述べた。