画像は「新人監督キム・ヨンギョン」のポスター

放送通信委員会と韓国放送通信電波振興院(KCA)は9月23日、AI技術を活用した韓国の放送コンテンツ11作品を、海外展開支援の対象として選定したと発表した。

選ばれた作品は、12月3~5日にシンガポールで開かれるアジアのメディア・エンターテインメント見本市「Asia TV Forum & Market(ATF)」で、海外投資家らに紹介する。

内訳は、AI活用の制作支援部門が4作品、ショーケース部門が7作品。制作支援部門には、MBC「新人監督キム・ヨンギョン」、Studio Prism「男らしい旅の方法」、J Wonder「Korean Desk: Manila File」、Most267「Lineの法則」が選ばれた。

このうち「新人監督キム・ヨンギョン」は、出演者の顔を幼少期の姿に変換するAIディエイジング技術を採用する。「男らしい旅の方法」は、テキストから画像を生成する技術を撮影前の事前ビジュアライゼーションなどに活用する。「Korean Desk: Manila File」は、生成AIベースのエフェクト技術で、犯人の移動経路やCCTVの追跡過程を可視化する。

ショーケース部門では、「Unforgettable Duet 2」「美食実録:書き直す味」「NoBot 関係の再構成」「Emerald City」「どこ行くの? 人気歌謡!」「怪物みたいでロマンチックな」「Forget Me Not」の7作品が選ばれた。

このうち「美食実録:書き直す味」は、AIによる文書判読技術を使って漢字と古いハングルで書かれた古書を分析し、過去の料理の復元に取り組む。「どこ行くの? 人気歌謡!」は、マルチモーダルAIと3D技術を活用し、AIアイドルの音声や表情、動作を実装する。

放送通信委員会とKCAは、ATF会場で選定作品の商談支援やPRを行い、海外展開を後押しする。両機関は2024年から、AI技術を活用した韓国の放送コンテンツの海外進出を支援している。

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