RealWorldは9月21日、CJ Logisticsと物流向けロボティクス基盤モデル(RFM)の共同開発と事業化に向けて業務提携したと発表した。RealWorldのフィジカルAIソフトウェア技術とCJ Logisticsの物流現場の運用インフラを組み合わせ、物流現場への適用を進める。技術検証を経て、LaaSの商用化につなげる考えだ。
両社は、RealWorldのRFMとフィジカルAIソフトウェア技術と、CJ Logisticsの物流現場における運用ノウハウやインフラを連携させ、物流向けRFMソリューションを共同開発する。
まずはRFMを適用する工程を選定し、技術検証を通じて主要機能を確認する。その後、適用対象の工程と技術水準を段階的に広げ、LaaSの商用化を推進する計画だ。
LaaSは、物流センターや輸送網、自動化設備を企業が自前で構築するのではなく、受注処理、保管、ピッキング・梱包、配送、返品、データ分析といった物流機能をサービスとして利用する形態を指す。
RealWorldは、ヒューマノイドロボットの精密な操作能力に重点を置いたRFMを開発している。自社モデル「RealDexOne」は、ロボットが視覚情報や各種センサー情報を基に周辺環境を認識し、作業状況に応じて行動を判断・実行するフィジカルAIモデルとしている。
両社は、国内の物流現場で蓄積した技術と運用経験を基に、海外での共同事業も進める方針だ。RealWorldのグローバルパートナーネットワークとCJ Logisticsの事業化能力を生かし、海外市場での協業拡大を目指す。
RealWorldのリュ・ジュンヒ代表は「CJ Logisticsの現場運用力と、RealWorldのRFMおよびフィジカルAI技術を組み合わせることで、実際の物流現場が抱える課題の解決につなげ、グローバル市場への展開も進めていきたい」とコメントした。