写真=Apple

2026年にAirPodsを買うなら、重視すべきポイントは装着感と価格か、それともノイズキャンセリングや付加機能か。オープン型の軽い装着感と価格を優先するならAirPods 4、より強力なアクティブノイズキャンセリング(ANC)や健康機能まで求めるならAirPods Pro 3が有力な選択肢となる。

米ITメディアの9to5Macは8月20日(現地時間)、AirPods 4とAirPods Pro 3の機能と価格を比較した。あわせて、ビジュアルインテリジェンスに対応するカメラ搭載AirPodsについては、早くても2027年の投入になるとの見方を示した。

購入判断の焦点は、現行モデルを選ぶか、次世代モデルを待つかにある。最近は、macOS Tahoe 26.7のリリース候補(RC)版の内部映像に、ビジュアルインテリジェンス対応のカメラ搭載AirPodsが映り込んだことで、早期投入への期待が広がった。ただ、Bloombergのマーク・ガーマン氏は、この製品が2027年の発売を目標に開発されていると伝えている。

映像に登場した「B790」は、Appleの2026年製品ロードマップから外れたAirPods Pro 3の改良版設計とされる。Appleは後継世代となる「B798」の開発を続けているという。

現行のAirPods 4はオープン型を採用し、イヤーチップの装着が苦手なユーザーに向く。標準モデルの韓国での販売価格は19万9000ウォン。H2チップとパーソナライズされた空間オーディオに対応し、連続再生時間は最大5時間だ。一方で、ANC、外部音取り込みモード、ワイヤレス充電には対応しない。

ANC搭載のAirPods 4は26万9000ウォン。オープン型の形状を維持しつつ、適応型オーディオと外部音取り込みモードに対応する。ワイヤレス充電対応に加え、「探す」用スピーカーを内蔵した充電ケースも付属する。ただし、オープン型は構造上、遮音性に限界があり、航空機内や公共交通機関など騒音の大きい環境では、ノイズキャンセリング性能が十分に発揮されにくい可能性がある。

AirPods Pro 3は、機能面で最も充実したモデルと位置付けられる。韓国での販売価格は36万9000ウォンで、ANC搭載のAirPods 4より10万ウォン高い。フォーム素材を組み合わせたイヤーチップを採用し、低音表現と遮音性能を高めたほか、ノイズキャンセリング性能もAirPods 4を上回るという。

バッテリー駆動時間にも差がある。AirPods Pro 3はANCを有効にした状態で最大8時間使えるのに対し、AirPods 4のANC搭載モデルは同条件で最大4時間にとどまる。

健康機能もAirPods Pro 3の強みだ。運動中の心拍数測定に対応するほか、Appleの聴力テスト、補聴器機能、大音量低減機能も利用できる。iOS 27で提供されるユーザー向けカスタムイコライザーは、両モデルが対応する。

価格差も選択の重要な材料になる。AirPods 4の標準モデルはAirPods Pro 3より17万ウォン安く、ANC搭載モデルとAirPods Pro 3の差は10万ウォンだ。オープン型の装着感が絶対条件でないなら、ノイズキャンセリング性能やバッテリー、心拍数測定、聴力関連機能に対して10万ウォンを上乗せする価値があるかが判断の分かれ目となる。

価格を最優先し、ノイズキャンセリングが不要なら19万9000ウォンのAirPods 4標準モデルが候補になる。オープン型の装着感を好みつつANCも必要なら、26万9000ウォンのAirPods 4 ANC搭載モデルが選択肢だ。より強力なノイズキャンセリング、長時間バッテリー、健康機能を重視するなら、36万9000ウォンのAirPods Pro 3が適している。

ビジュアルインテリジェンスを理由に購入を先送りする判断は、実利が大きいとは限らない。カメラ搭載AirPodsはまだ正式発表されておらず、発売は早くても2027年になる見通しだ。すぐに買い替えが必要なら、未発表製品を待つより、装着方式や必要な機能、予算に応じてAirPods 4とAirPods Pro 3のどちらかを選ぶほうが現実的だ。

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