XRP(写真=Shutterstock)

XRPは20日、一時約24%上昇し、時価総額上位100の暗号資産で上昇率首位となった。価格は一時約1.26ドルまで上昇し、直近7日間の上昇率も約31%に達した。Upbitでの取引活発化に加え、BitwiseのXRP現物ETFの出来高増、BitPayの機能拡充が買い材料として意識された。

ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、XRPは大型暗号資産の中でも目立った強さを示した。上昇率では、同期間にHyperliquid(HYPE)が19.4%、Ethena(ENA)が18.8%、Pump.fun(PUMP)が18.6%だったのを上回った。Pepe(PEPE)は17.6%、Filecoin(FIL)は16.7%、Dogecoin(DOGE)は14.2%、Cronos(CRO)は13.7%の上昇だった。

時価総額上位の大型銘柄でこれだけの上昇率を記録した点も注目される。XRPの時価総額は約791億5000万ドル(約11兆8720億円)で、暗号資産全体で5位。24時間の取引高は約63億4000万ドル(約9510億円)だった。

今回の上昇の背景には、韓国の個人投資家による活発な売買もあるとみられる。暗号資産取引所UpbitにおけるXRPの24時間取引高は3億9900万ドル(約599億円)を超えた。XRPは以前から、韓国の個人投資家の間で売買需要が高い銘柄として知られる。

ETF市場でも商いが膨らんだ。Bitwiseのハンター・ホスリーCEOは、同社のXRP現物ETF商品「XRP」の取引高が同日、5500万ドル超(約83億円)に達したと明らかにした。

UpbitとXRP現物ETFで取引高がそろって増加したことは、個人投資家と機関投資家の双方で関心が強まっている可能性を示す。ただし、取引高には買いと売りの双方が含まれるため、これだけで純資金流入と断定することはできない。

決済サービス企業BitPayの対応拡大も、上昇局面と重なった。BitPayは米国を含む対応国で、利用者がBitPay Walletを通じてXRPを直接購入、交換、売却できる機能を追加した。秘密鍵は利用者自身が管理できる。こうした対応は、XRPの取引・保管手段を広げるもので、実用性の拡大につながる要因として受け止められている。

今回の急騰で、XRPは大型暗号資産の中でも相対的な強さを改めて示した。今後は取引高の増加基調が続くかに加え、短期急騰後も主要銘柄を上回る上昇基調を維持できるかが焦点となる。

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