ビットコインのイメージ写真=Shutterstock

BlackRockが投資ポートフォリオの1〜2%をビットコインに組み入れる選択肢を示したことを受け、ビットコインが成熟局面に入ったのか、それともなお普及初期にあるのかを巡る議論が市場で広がっている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが19日(現地時間)に報じたところによると、Bitwiseのハンター・ホスリー最高経営責任者(CEO)は、BlackRockの提案について、2026年時点でもビットコインの普及が依然として初期段階にあることを示すものだとの見方を示した。

発端となったのは、BlackRockが示した資産配分の考え方だ。投資家に対し、ポートフォリオの1〜2%をビットコインに振り向ける選択肢を検討できると提案した。世界最大の資産運用会社が具体的な配分比率に言及したことで、ビットコインが長期の投資対象として定着しつつあるとの受け止めも出ている。

一方で、市場の見方は一致していない。BlackRockの提案を、ビットコインが成熟資産としての位置付けを強めている兆候とみる向きがある半面、ホスリー氏は本格的な普及はまだ始まったばかりだと捉えている。

ホスリー氏は、2026年に入り機関投資家の需要が急増するなかでも、ビットコインをなお初期段階とみることに違和感を持つ向きがある点は認めつつ、BlackRockの提案は依然として大きな参入余地が残っていることを示していると解釈した。多くの投資家にとって、ビットコイン市場に入る時間はまだ残されているというのが同氏の見立てだ。

今回の議論は、ビットコインを機関投資家の運用対象としてどう位置付けるかという論点も浮き彫りにしている。機関投資家の参加拡大やポートフォリオへの組み入れ議論を市場成熟の表れとみる立場がある一方、世界最大の資産運用会社がようやく具体的な投資比率を示し始めた段階にすぎず、普及はなお初期段階だとみる立場もある。

供給面からは、なお上昇余地があるとの見方も出ている。供給量が限られるなかで機関投資家による組み入れが広がれば、希少性が一段と意識される可能性があるためだ。ホスリー氏の発言も、ビットコインが今後さらに世界の投資資金を呼び込む余地があるとの見通しと重なる。

焦点は、足元の動きをビットコイン普及の到達点とみるか、それとも本格拡大の出発点とみるかにある。機関投資家の需要が続くなか、BlackRockの提案が市場成熟を確認するシグナルなのか、追加的な普及拡大を示唆するシグナルなのかに関心が集まっている。

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