写真=Woori Bank

Woori Bankは8月20日、国際預託決済機関(ICSD)を活用し、海外金融機関と韓国国債を直接売買・決済する取引を実施したと発表した。1月に国内金融機関のICSD域外決済が認められて以降、外国人投資家との取引を実際に成立させた国内銀行としては初めてだという。

今回の取引では、海外金融機関との韓国国債の売買・決済に加え、これに伴うFX取引も合わせて実施した。

ICSDは、グローバル投資家が海外証券を取引する際に利用する国際的な証券決済ネットワークだ。外国人投資家は、ICSDが韓国預託決済院に開設した「国債統合口座」を利用することで、カストディアンの別途選任や個別口座の開設なしに韓国国債を取引できる。

Woori Bankは今回、韓国国債の提供に加え、ウォンへの両替や為替変動リスク管理に対応するFX・デリバティブ取引も組み合わせた。上半期には海外金融機関向けの投資需要を把握するとともに、顧客確認(KYC)、韓国国債営業、FX・デリバティブ取引の執行を一体で進める社内体制を整備したとしている。

資金市場営業部のチェ・ジュンギ副部長は、「国内銀行がグローバル決済ネットワークを活用し、海外の機関投資家に韓国国債を直接提供しながら、FX取引まで一体で手掛けた点に意義がある」と説明した。その上で、「今後はグローバル金融機関に対し、韓国国債とFX・為替ヘッジを組み合わせたパッケージ営業を拡大していく」と述べた。

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