Toss Bankは20日、視覚障害者向けに提供する「電子点字サービス」の対象を拡大し、融資・預金・カード分野全般に広げたと発表した。
同サービスは4月、通帳の写しを対象に初めて導入した。今回の対象拡大により、融資・預金・カード分野で発行される主要な証明書にも対応する。
同社によると、インターネット銀行で電子点字サービスを導入したのはToss Bankが初めて。
サービスは、視覚障害のある顧客からの要望を受けて開発した。2025年に、金融書類をメールで受け取る際、電子点字ファイルもあわせて提供してほしいとの声が寄せられたことを受け、電子点字に変換するロジックや関連ソリューションを自社開発した。
まず発行頻度の高い通帳の写しから適用を始め、その後、融資・預金・カード関連の主要証明書へと段階的に対象を広げた。
Toss Bankはこのほか、アプリ利用時のアクセシビリティ向上に向けて、スクリーンリーダーの利便性改善も進めている。金融文書分野では、AI技術などを活用し、電子点字変換技術の高度化にも取り組んでいるという。
Toss Bankの関係者は「今後も、顧客が金融サービスを利用する際に直面する障壁を点検し、技術を通じて改善していく」とコメントした。
著者について