写真=Shinhan Life Careのプレミアム療養院「ソラチェ・ホーム・ミサ」に導入された「AIビルディングネット by ixi」のシニアケア向けソリューション「ウェルネスノート」

LG U+は8月20日、シニアケア施設やレジデンス、オフィス、商業施設向けの統合ビル管理ソリューション「AIビルディングネット by ixi」の提供を開始したと発表した。あわせて、同基盤を活用したシニアケア向けソリューション「ウェルネスノート」も展開する。

「AIビルディングネット by ixi」は、建物内のセンサーやCCTV、ロボットなど各種IoT機器から取得したデータをAIで統合分析するソリューション。分析結果を基に、施設運営の効率化や利用者の利便性向上につなげる。

ウェルネスノートは、健康モニタリングセンサーなどケア向けIoT機器から収集した情報をAIがリアルタイムで分析し、入居者の健康状態の把握を支援する。異常の兆候や突発的な事象を素早く検知できるようにするほか、機器ごとの健康データを横断的に分析し、個人別の生活パターンや健康状態の変化も確認できるとしている。

施設スタッフの業務効率化機能も備えた。管理者は専用アプリを通じて、入居者ごとの業務割り当てや対応状況、引き継ぎ事項などをリアルタイムで確認できる。

LG U+は現在、Shinhan Life Careが運営するプレミアム療養院「ソラチェ・ホーム・ミサ」で、ウェルネスノートの実証運用を進めている。

AIビルディングネット by ixiは、建物の安全管理やセキュリティ、空間管理にも対応する。入退室システムや位置認識センサーと連携し、エリアごとの利用状況や混雑度をリアルタイムで把握。無断立ち入りの制御や異常滞留の検知、緊急時対応を支援する。

また、建物内の通信網や業務システム、IoT機器を連携させ、エリアごとの滞在パターンや設備の稼働状況も分析する。実際の利用量に応じて照明や冷暖房、空調設備を自動制御することで、エネルギー使用量の削減や清掃・点検業務の効率化につなげるとしている。

今後は、多様なIoT機器や外部サービスとの連携を拡大し、適用先もシニアケア施設からレジデンス、オフィス、商業施設へ広げる計画だ。

LG U+のチュ・オムゲ有線事業担当常務は「AIビルディングネット by ixiを通じて、ケア、安全、空間管理の各ソリューションを段階的に提供していく。通信網からプラットフォーム、デバイス、運営サービスまで一体で提供できるパートナーを目指す」とコメントした。さらに「さまざまな空間の運営革新を支えるAIサービスへ発展させていく」と述べた。

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