アンソニー・スカラムーチ氏(写真=本人Facebookより)

SkyBridge Capital創業者で元ホワイトハウス広報局長のアンソニー・スカラムーチ氏は、ビットコインが再び10万ドルを超える可能性があるとの見方を示した。一方で、相場を押し上げる材料がそろうまでには最大18カ月かかる可能性があるとした。

Cryptopolitanが19日に報じたところによると、同氏はCNBCの番組「スクワーク・ボックス」に出演し、足元の市場について「ビットコインは明確な弱気局面にある」との認識を示した。

同氏によれば、ビットコインは約9週間にわたり、過去5年で最も狭い値動きのレンジにとどまっている。さらに、2月にイラン戦争が始まって以降、価格はおおむね横ばいで推移していると指摘した。

こうした停滞の背景として、同氏は3つの要因を挙げた。1つ目は、マイニング企業がコンピューティング資源をAI向けに振り向けていること。2つ目は、資金がAI関連株に流れていること。3つ目は、ビットコイン特有の4年周期の市場サイクルだ。

その一方で、今回の下落は過去の弱気相場ほど深くないとの見方も示した。現在の調整幅は約55%で、前回サイクルで見られた75〜80%の下落には達していないという。これは、次の強気相場入りを前に買い需要が下支えしている兆候だと説明した。

次の強気相場の主な材料として、同氏は半減期を挙げた。次回の半減期までにはなお18〜19カ月あるとし、当面はもみ合いが続いた後、ビットコインが再び10万ドルを上回る可能性があるとの見通しを示した。

Standard Charteredも、ビットコインが10万ドルを回復する可能性があるとみている。ただし、時期の見立てはスカラムーチ氏より前倒しだ。同行のデジタル資産リサーチ責任者、ジェフリー・ケンドリック氏は6月のリポートで、年末までにビットコインが10万ドルを超える可能性があると予想した。

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