iPhoneでは、「設定」アプリからバッテリーの最大容量や充電サイクルを確認できる。バッテリー交換のタイミングを見極める目安になるほか、中古iPhoneを購入する際の判断材料としても役立つ。
Engadgetが18日(現地時間)に報じたところによると、AppleはiPhoneにバッテリーの劣化状況を確認できる機能を標準搭載している。別途アプリを入れなくても、端末の設定画面から現在の状態を把握できる。
iPhoneに搭載されている充電式バッテリーは消耗品で、使用期間が長くなるにつれて性能は徐々に低下する。化学的な劣化が進むと蓄えられる電力量が減り、1回の充電で使える時間も短くなる。
劣化の進み具合を確認するうえで重要なのが、「最大容量」と「充電サイクル」の2つだ。最大容量は、新品時と比べて現在どの程度の電力を蓄えられるかを示す指標となる。
一方、充電サイクルは、バッテリー容量の合計100%分を消費すると1回と数える仕組みで、使用度を示す指標となる。
確認方法は簡単だ。「設定」アプリを開き、「バッテリー」から「バッテリーの状態」を選ぶと、新品時と比べた最大容量や性能に関する情報を確認できる。
ただし、機種によってメニュー名や表示項目は異なる。iPhone 13など一部の旧モデルでは、「バッテリーの状態および充電」と表示される。
表記は異なっても、バッテリー容量の低下状況や全体の性能を確認できる点は共通している。
こうした情報は、バッテリー交換の時期を判断する際だけでなく、中古iPhoneの購入時にも有用だ。最大容量と充電サイクルをあわせて見れば、バッテリーがどの程度使われてきたかを把握しやすく、購入後に交換費用が必要になる可能性も見通せる。
満充電後の使用時間が以前より明らかに短くなったり、充電の頻度が大きく増えたりした場合は、バッテリー状態を一度確認したほうがよい。
同じiPhoneを長く使う予定であれば、バッテリー状態を定期的にチェックするのも有効だ。最大容量と充電サイクルの変化を追えば、性能低下の傾向を把握でき、使い勝手が大きく落ちる前に交換の要否を検討できる。