XRP(写真=Shutterstock)

XRPは価格の軟調地合いが続く一方、オンチェーン上の利用は拡大している。アクティブアドレス数は24時間で24.1%増加し、価格動向とネットワーク活動の逆行が目立ってきた。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが18日(現地時間)に伝えたところによると、足元のXRP相場は売り圧力が続き、1ドルを一時割り込んだ。その後もこの1週間は0.99〜1.00ドル近辺で推移している。1ドルは約150円の水準だ。

一方、オンチェーン指標は改善した。オンチェーン分析企業Santimentによると、XRPのアクティブアドレスは2万7665件から3万4318件に増加した。価格が弱含む局面でも、ネットワーク参加はむしろ広がっている。

XRP Ledgerの日次アクティブアドレスも、直近2カ月で最高水準となる5万件に近づいた。相場が冴えないなかでも利用者の動きは活発化しており、オンチェーン指標と市場価格の乖離が鮮明になっている。

こうした動きは、価格とネットワーク利用が常に連動するわけではないことを示している。XRPは心理的節目となる1ドル近辺で上値の重い展開が続くものの、アクティブアドレスを見る限り、参加者の減速は確認されていない。

もっとも、アクティブアドレスの増加がそのまま相場反発につながるとは限らない。ネットワーク活動が増えても、実際の買い需要に結び付かなければ、価格への波及は限定的となる可能性がある。足元の指標改善が一時的な増加にとどまるのか、需要拡大の兆しとなるのかが当面の焦点だ。

とりわけ注目されるのは、1ドル近辺での軟調局面でもアクティブアドレスの増加基調が維持されるかどうかだ。ネットワーク参加の拡大に買い戻しが重なれば相場回復の足掛かりになり得るが、オンチェーン活動だけが増え、価格が反応しない状態が続けば、両者の乖離が長引く可能性もある。

短期的には、アクティブアドレスの伸びが続くかに加え、XRPが再び1ドル台を安定的に回復できるかが主な注目点となる。価格はなお弱いものの、オンチェーン指標からは市場の関心が完全には失われていないことがうかがえる。

キーワード

#XRP #オンチェーン指標 #アクティブアドレス #XRP Ledger #Santiment #暗号資産
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.