写真=聯合ニュース。イ・ジンスク国民の力議員が19日、国会の科学技術情報放送通信委員会全体会議で発言している。後方には無所属のチェ・ヒョクジン議員による罷免要求のプラカードが見える。

国会の科学技術情報放送通信委員会は19日、イ・ジンスク国民の力議員が主催した「5・18民主化運動」関連の国会討論会を巡って与野党が激しく対立し、全体会議が2度中断する混乱となった。

最大野党の共に民主党は、イ・ジンスク議員が「5・18民主化運動」の犠牲者や遺族を侮辱したと主張し、委員会委員の辞任に加えて国会議員辞職も求めた。これに対しイ・ジンスク議員は遺憾の意を示し、「民主化運動が聖域になってはならない」と反論した。

民主党所属の同委員会メンバーは会議に先立って記者会見を開き、イ・ジンスク議員の辞任を要求した。その上で、「イ議員は歴史を歪曲し、国民的合意を踏みにじり、時代精神に逆行する5・18の歪曲・矮小化行事を強行した」と批判。国民の力に対しては、イ・ジンスク議員の懲戒と国会除名手続きへの協力を求めた。

委員会の場でも辞任要求は相次いだ。与党幹事のハン・ジュノ議員は、「5・18民主化運動特別法は虚偽事実の流布を禁じている」としたうえで、「学術フォーラムの名を掲げれば免責されるのか」と強調した。

イ・ジョンホン議員は、イ・ジンスク議員について「5・18民主化運動を再検証するとの名目で、『5・18が1987年体制の汚染と堕落の主犯だ』という主張まで持ち込んだ」と指摘した。さらに「光州市民と5・18の遺族、犠牲者にあらためて深い傷を負わせた」と述べた。

同党のファン・ジョンア議員も、「民主化運動を騒乱事態と矮小化し、虐殺の責任者であるチョン・ドゥファンを称賛する人々が、イ・ジンスク議員を通じて国会に入り込んできた」と主張。「これは与野党の問題ではなく、常識と非常識、正常と異常の問題だ」と批判した。

これに対しイ・ジンスク議員は、「5・18民主化運動があったからこそ、私たちが民主主義を享受しているのだとすれば、その第一の価値は表現の自由だ」と述べた。

また、「冒頭で犠牲者や遺族、とりわけ亡くなった方々に哀悼の意を表してあいさつを始めた」と説明。「学術討論会の内容を、私があれこれ統制する権限はない」と反論した。

民主党議員らに対しては、「今回の5・18討論会の内容が受け入れられないのであれば、民主党も同じ場所で討論会を開いてほしい」と求めた。

国民の力の同委員会幹事、チェ・ヒョンドゥ議員は、「学術行事で提起された発言を、そのままイ・ジンスク議員本人の考えや立場だとみなすのは筋が通らず、事実関係とも異なる」として、民主党の主張に反論した。

同党のソ・チョノ議員も、「イ・ジンスク議員は討論会当日の8月13日、直接発言していない」と述べた。

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