「Portola 02」は重量、航続距離、積載性の選択肢を広げた折りたたみ電動自転車。写真=Ride1Up

米電動自転車メーカーのRide1Upは18日、折りたたみ電動自転車の新モデル「Portola 02」を発売した。従来モデルの基本性能を引き継ぎながら、ペダルアシスト機構やバッテリー構成、積載性、電子装備を見直した第2世代モデルとなる。

米メディアElectrekによると、価格は895ドルから。

最大の変更点はペダルアシスト機構だ。Ride1Upは独自の「Intui-Drive」に、トルクセンサーとケイデンスセンサーを組み合わせた。従来モデルがペダリングの有無や回転速度を中心にモーター出力を制御していたのに対し、新モデルは踏力も検知する。停止状態からの発進や低速走行時でも、より自然なアシスト感を狙ったとしている。

走行性能の基本構成は従来モデルを踏襲した。750Wモーターと20×3インチホイールを搭載し、クラス3対応で最高速度は時速28マイル(約45km)とした。全面刷新ではなく、Portolaシリーズの走行特性を保ちながら、日常利用で差が出やすい部分を中心に改良した位置付けだ。

積載面では選択肢を広げた。Portola 02は着脱式リアラックをオプションで用意するほか、フレーム一体型リアラック仕様も選べる。折りたたみ式でありながら、通勤や買い物など荷物を載せる用途を想定した。

バッテリーは10Ahと15AhのLG製バッテリーから選択できる。15Ahモデルの航続距離は、ペダルアシスト使用時で最大60マイル(約96km)としている。

10Ahバッテリーを搭載した「Portola Lite」の重量は52ポンド(約23.6kg)、15Ahモデルは59ポンド(約26.7kg)。折りたたみ電動自転車では重量差が持ち運びや保管のしやすさを左右するため、利用環境に応じて選べるようにした。

価格はバッテリー容量や仕様によって異なる。10AhのPortola Liteは895ドル、15Ahバッテリー搭載モデルは995ドルから。15Ahバッテリーにフレーム一体型リアラックを組み合わせた上位モデルは1095ドルとなる。

電子装備も強化した。大型カラーディスプレイと更新版のバッテリー管理システムを採用し、Appleの「探す」のような位置追跡機能も標準搭載した。紛失や盗難時の位置確認に使える一方、同機能は物理的な施錠の代替ではなく、盗難対策を補完する手段としての利用を想定している。

ホイールとタイヤは20×3インチ規格を維持した。市街地走行に加え、砂利道など軽い未舗装路にも対応する。4インチ級の極太タイヤより軽量で、取り回しの良さも意識した。変速機はシマノ「Altus」を採用。車体色はブロンズ、グレー、ホワイト、ブルーの4色をそろえた。

Ride1UpはPortola 02で、価格競争力を保ちながら走行性能と実用性の底上げを図る。23kg台の軽量モデルから最大96kmの航続距離をうたう仕様までそろえ、通勤や都市部での移動需要を取り込む考えだ。

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