macOS Tahoeのコードから、Appleの下半期製品群に関する手掛かりが見つかった。写真=Apple

Appleが公開した「macOS Tahoe 27.6」のリリース候補版(RC)コードから、未発表とみられるiPhoneやMac、iPad、スマートホーム機器、オーディオ製品に関する内部コード名が複数見つかった。9月にも開催されるとみられる新製品発表イベントを前に、今後のラインアップに改めて注目が集まっている。

米Engadgetが18日(現地時間)に報じた。報道によると、コード内ではカメラ搭載AirPodsとして知られる製品に加え、iPhone、ホームハブ、Beats、Vision Pro、Apple TV、iPad、Macなどに関連するとみられる記述が確認された。

なかでも注目されるのが、次期iPhoneシリーズに関する内部コード名だ。コード内には「V62」「V63」「V64」「V67」「V68」が登場しており、それぞれiPhone Air 2、iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Max、iPhone 18、iPhone Ultraに対応する可能性があるとみられている。

特に「V68」については、これまでうわさ段階にとどまっていた折りたたみiPhoneを示す可能性も指摘されている。

次期iPhoneの発表時期は例年通りであれば9月が有力だが、Appleは現時点でイベント日程を正式に明らかにしていない。

スマートホーム関連では、「J490」と「B525」も見つかった。これらはそれぞれ新型ホームハブと次世代HomePod miniを指すと推定されている。新型ホームハブは約7インチのディスプレイを搭載し、新しいHomeOSと、iPhoneのスタンバイモードに似たダッシュボード機能を備えるとされる。

発売時期は今秋になるとの見方が出ており、Appleがスマートホーム分野を本格的に拡大するうえで中核となる製品になる可能性がある。

次世代HomePod miniについても、コード内にその痕跡が含まれていた可能性がある。新モデルには、刷新版SiriやApple Intelligence関連機能が適用されるとの観測がこれまでに出ていた。

オーディオ分野では、カメラ搭載AirPodsに加え、新型Beatsヘッドフォン2機種や次世代AirPods Proを示唆する記述も見つかった。

Vision ProやApple TV関連のコードも確認された。「N109」は次世代Vision Proを指す可能性があり、「ATVRemote1」は新しいApple TV用リモコンに関連するコードとして挙げられている。これが実製品向けの記述であれば、新型Apple TVとあわせて投入される可能性もある。

iPadとMacに関する新たなコードも確認された。「J510」は、OLEDディスプレイとA19 Proチップを搭載するとされる次世代iPad miniに関連するコードとみられる。Macでは、次世代MacBook ProとiMacへの言及があり、MacBook Proについては次世代「M6」チップ搭載モデルを示すとみられるコードも含まれていた。

もっとも、今回の内容が完全な新情報というわけではない。iPhone 18シリーズや折りたたみiPhone、次世代iPad mini、ホームハブなどは、これまでもたびたび投入がうわさされてきた。

一方で、AppleのOS内部から、これらの製品に結び付く可能性があるコードが実際に見つかったことは、従来の観測を補強する材料といえる。ただし、内部コード名がそのまま発売製品を意味するとは限らず、開発段階のテスト用途にとどまる可能性もある。

それでも今回の発見は、Appleが下半期に向けて幅広い製品群を準備していることをうかがわせる材料として注目される。iPhoneからスマートホーム機器、AirPodsとBeats、Vision Pro、Apple TV、iPad、Macまで一度に確認されたことで、今秋の新製品発表は例年以上に厚みを増すとの見方も出ている。

市場の関心は、このうちどの製品が9月のイベントで披露されるかに移りつつある。折りたたみiPhoneとみられるコードや、スマートホーム戦略の要となるホームハブが実際に製品化されるかが大きな焦点となりそうだ。

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