写真=LG Energy Solutionのランシング工場

LG Energy Solutionは19日、米ミシガン州ランシング工場の開所式を開き、同工場が本格稼働に入ったと発表した。ESS向けLFP電池とEV向けNCM電池を併産する拠点として運営し、北米での現地生産体制を強化する。

式典には、グレッチェン・ウィットマー・ミシガン州知事、ダグ・バーガム米内務長官、キム・ドンミョンCEOらが出席した。

ランシング工場は、LG Energy Solutionにとって北米で7番目の生産拠点となる。ESS(エネルギー貯蔵システム)向けのLFP(リン酸鉄リチウム)電池と、EV向けのNCM(ニッケル・コバルト・マンガン)電池を同一拠点で生産し、バッテリーセルの年間生産能力は合計35GWhを超える。

ESS向けLFP製品は、同社のESSシステム統合子会社「Vertech」を通じて、電力インフラやAIデータセンターの顧客に供給する。LG Energy Solutionによると、北米ESS分野の受注残は2025年末時点で約140GWh。2026年上期だけで3兆ウォン超の新規受注契約を締結した。

EV向けバッテリーは、Toyotaの米ケンタッキー州ジョージタウン工場で生産される2027年型「Highlander」などに搭載される予定だ。

ランシング工場の稼働により、同社は北米ESS市場向けの5拠点生産ネットワークを整えた。ミシガン州のランシング工場とホランド工場、カナダ・オンタリオ工場の単独拠点3カ所に加え、Hondaとの合弁会社L-H Battery Company(オハイオ州)、GMとの合弁会社Ultium Cells(テネシー州)の2工場で構成する。

同社は、世界の電池メーカーの中で、北米にこうした生産体制を構築しているのはLG Energy Solutionだけだと説明した。

キム・ドンミョンCEOは「ランシング工場の稼働は、LG Energy Solutionの北米事業の成長を加速させる重要なマイルストーンだ」とコメントした。さらに「米国のモビリティ産業とエネルギーインフラの将来を支える先端バッテリー製造ネットワークを構築し、米国のバッテリーエコシステムの強化と現地生産能力の拡大を進めていく」と述べた。

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