KTは19日、米テネシー州ナッシュビルのミュージックシティセンターで現地時間8月18〜20日に開催されるICTインフラ展示会「ISE Expo 2026」に初出展すると発表した。会場では専用ブースを設け、通信・AI分野のパートナー企業6社の製品と技術を紹介し、北米市場への進出を後押しする。
ISE Expoは、通信、ネットワーク、AIなどICTインフラ分野に特化した専門展示会だ。世界の通信・ネットワーク企業に加え、米国を含む主要国のバイヤーが参加する。KTにとっては今回が初参加となる。
KTは会場内に「KTグローバル相生館」ブースを設置し、6社のソリューションを展示する。参加企業はYongjin Elecom、Korea Otron、Sungho SI Corporation、Clica、Ravulup、Adriel。
Yongjin ElecomはRF通信用コネクター、Korea OtronはFTTH・PON向け光通信部品を披露する。Sungho SI Corporationはスマート農業向けの自動管理・収穫ロボット、Clicaはオンデバイス・エッジ基盤のAI最適化ソリューションを展示する。
Ravulupは、仮想化環境でGPUを統合運用できるAIインフラプラットフォームを、AdrielはAIを活用したマーケティングBIプラットフォームをそれぞれ紹介する。
今回の出展は、KTが下期に進める海外展示会支援策の一環。KTは約150社のパートナー企業を対象に、希望地域と参加を希望する展示会を調査し、輸出の可能性や業種ごとの専門性を踏まえて出展企業と展示会を選定した。
KTはKOTRAアトランタ貿易館、グローバル輸出支援プラットフォーム「buyKOREA」、ソーシャルメディアなどを活用し、現地バイヤーへの認知拡大と有望バイヤーの開拓を支援する。あわせて、参加企業向けに海外事業に関する研修も提供する。
KTは9月、オランダ・アムステルダムで開かれる放送・メディア展示会「IBC 2026」と、スペイン・マラガで開催される光通信展示会「ECOC 2026」にも参加し、パートナー企業の欧州市場進出を支援する計画だ。
クォン・ヘジンKT SCM室長(専務)は「優れた技術力を持つパートナー企業が海外市場で新たな事業機会を見いだし、実質的な輸出成果につなげられるよう支援していく」とコメントした。その上で「政府やKOTRA海外貿易館など輸出支援の専門機関との連携を強化し、パートナー企業のグローバル競争力を高め、共生エコシステムの拡大につなげたい」と述べた。