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予測市場では、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(Fed)が政策金利を据え置くとの見方が優勢となっている。PolymarketやKalshi、Myriadでは、据え置き確率がいずれも70%台に達した一方、0.25ポイントの利上げ観測もなお残っている。

8月17日、ブロックチェーンメディアのDecryptによると、主要な予測市場プラットフォームでは、9月FOMCの結果として据え置きシナリオが最も有力視されている。

Polymarketの「9月のFed決定」市場では、据え置き確率が74%だった。0.25ポイントの利上げは25%、利下げは1%前後にとどまった。

米商品先物取引委員会(CFTC)の規制下にあるKalshiでも同様の傾向がみられ、据え置き確率は73.5%だった。Myriadも約71%としている。各市場の判定は、9月15〜16日のFOMC開催後に確定する。

3市場の見立てに大きな差がないことも、市場全体で据え置き観測が広がっていることを示している。

Fedの判断が注目されるのは、政策金利が金融市場全体の資金調達コストを左右するためだ。政策金利は借り入れコストの基準となるだけでなく、投資家のリスク資産配分にも直接影響する。

金利が上昇すれば借り入れコストが増し、米国債など安全資産の利回りの妙味が高まるため、投機性の高い資産から資金が流出しやすくなる。逆に金利が低下すれば、流動性がハイテク株や暗号資産などのリスク資産に向かいやすくなる。

こうした金利観測への反応は、今年の暗号資産市場でも繰り返し確認されてきた。ビットコインとイーサリアムは、最近のFedの据え置き局面の前後で値動きが大きくなった。

年初には、強い雇用指標を受けて利下げ期待が後退し、価格が押し下げられる場面もあった。市場は据え置きを基本シナリオとしつつ、想定外の利上げリスクにも警戒を続けてきた。

今回の据え置き観測は、7月会合の結果とも重なる。7月のFOMCでは政策金利が3.50%〜3.75%に据え置かれたが、採決は9対3に割れた。

この採決結果は、Fed内に追加引き締めを支持する見方がなお残っていたことを示した。一方、ロイター調査では、エコノミストの約70%が2026年の残り期間に金利変更はないと予想している。

投資家が次の焦点として見守るのは、9月15〜16日のFOMC会合だ。Fedの声明は9月16日に公表される。

予測市場は据え置きシナリオに傾いているものの、実際の決定では据え置きの是非に加え、委員会内の票差や今後の金利経路を示すシグナルも相場変動要因となりそうだ。

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