Apple Watch SE 3(写真=Apple)

Appleが9月に、iPhoneの新製品とあわせて「Apple Watch Ultra 4」と「Apple Watch Series 12」を発表するとの見方が出ている。今回は外観の大幅刷新よりも、新チップの採用による性能向上や健康機能の拡充が中心になりそうだ。

米9to5Macが14日(現地時間)に報じたところによると、Bloombergのマーク・ガーマン氏は、Ultra 4とSeries 12に待望の新チップが搭載され、動作速度も向上すると伝えた。

現行のApple WatchはS10チップを搭載しているが、市場ではS9以降、性能向上が小幅にとどまっていたとの見方もある。次世代チップが採用されれば、今回の新モデルは単なる世代更新にとどまらず、新機能を支える基盤を強化する製品になる可能性がある。

とりわけ、watchOS 27ではSiriを軸としたAI機能の強化が見込まれており、新チップの重要性は一段と高まりそうだ。市場では、次世代Apple WatchにS11チップが搭載されるとの観測も出ている。

デザイン面では、とくにUltra 4を巡って報道が分かれている。DigiTimesは大幅な再設計の可能性を伝える一方、ガーマン氏は本格的なデザイン変更は来年にずれ込む可能性が高いとみている。今年のモデルでは、セラミックケースの選択肢が復活する可能性も指摘されている。

健康機能の強化も大きな注目点だ。DigiTimesは、Ultra 4で検知性能が大幅に強化され、センサーが最大で2倍に増える可能性があると報じた。実際にセンサー構成が拡充されれば、心拍数や運動データに加え、より精緻な健康モニタリングにつながる可能性がある。

血圧関連の機能にも関心が集まっている。Appleは昨年、watchOS 26で高血圧通知機能を披露しており、新たな血圧関連の通知機能は米食品医薬品局(FDA)の審査を受けているとされる。この機能がUltra 4とSeries 12の両方に搭載されるかどうかは、発表イベントで明らかになる見通しだ。

今回の新モデルは、外観よりも内部の進化に軸足を置く公算が大きい。チップ性能を引き上げて新たなソフトウェア機能を支え、センサーと健康機能を強化することで、Apple Watchの健康管理デバイスとしての位置付けを一段と強める狙いがあるとみられる。

もっとも、現時点の情報はリークや観測報道に基づく内容であり、実際の仕様が異なる可能性はある。次世代チップの詳細な性能、センサー構成、血圧関連機能の搭載有無が、9月のAppleの正式発表での主な確認ポイントになりそうだ。

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